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川内まつり 八幡宮遷座360年を祝う/むつ

Web東奥 9月19日(月)11時23分配信

 青森県むつ市川内町で17、18日、川内八幡宮例大祭「川内まつり」が行われた。今年は鎮座445年、遷座360年を祝う大祭となり、御神輿(おみこし)が約1世紀ぶりに修繕されたほか、川内町地区に伝わる神楽六つが神社に集結しての一斉奉納が行われた。
 川内八幡宮は1571(元亀2)年に創建、1656(明暦2)年に古村と呼ばれる川内の旧跡から現在地へ遷座したとされる。今年のまつりに向けて記念事業を行うための奉賛会をつくり、神楽の一斉奉納、神社名を記した石碑「社号標」の建立、御神輿の屋根の漆や飾り金具の塗り直しなどの修繕に取り組んだ。御神輿の修繕は1921(大正10)年以来で95年ぶりとなった。
 18日の合同運行では、輝きを増した御神輿が各町内の5台の山車とともに地域を練り歩き、五穀豊穣(ほうじょう)と大漁、家内安全を祈願した。各家の前で山車の男衆らが「イヨイヤサッサ」「ヨヤサッサ」と勇壮な掛け声を響かせると、沿道から大きな拍手と歓声が上がった。
 奉賛会の代表である坪田智十司(ちとし)さん(73)は「地域の人がこぞって協力してくれたおかげで記念の大祭ができた」と話した。祭典長の畑中栄釟(えいはち)さん(74)は「少子化や人口減少で大変な面はあるが、川内の人たちはまつりが好きで、とても大事に思っている。この伝統をつないでいきたい」と語った。

東奥日報社

最終更新:9月19日(月)11時23分

Web東奥