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<NY爆発>容疑者を拘束…アフガン出身28歳、4件関与か

毎日新聞 9月20日(火)1時0分配信

 【ロサンゼルス長野宏美】米警察当局は19日、ニューヨークの繁華街で17日に起きた爆発事件などで米連邦捜査局(FBI)から指名手配されたアフガニスタン出身でニュージャージー州エリザベス在住の米国籍、アハマド・カーン・ラハミ容疑者(28)を銃撃戦の末、拘束した。FBIは17日のニュージャージー州シーサイドパークでの爆発事件でもラハミ容疑者を手配しており、18日にエリザベスの駅近くで爆発物が発見された事件への関与も捜査。連続爆破事件が計画されていた可能性がある。

 米メディアによると、ラハミ容疑者の行方を追っていた警察当局がエリザベスに隣接するニュージャージー州リンデンの住宅街で容疑者を発見し、銃撃戦の末、拘束した。ラハミ容疑者は銃撃を受け、病院に運ばれた。警察官2人が負傷した。

 オバマ大統領は19日、ニューヨークで声明を発表。「私たちはテロの恐怖に屈しない」と強調し、「死者が出なかったことは不幸中の幸いだった」と述べたうえで情報提供など捜査への協力を求めた。

 米CNNによると、ニューヨークの爆発現場では、爆発の約40分前に大きなかばんを運ぶ男が防犯カメラに映っていた。北に約200メートル離れた地点でも約10分後に同じようなかばんを運ぶ男の映像が記録されており、ラハミ容疑者の可能性があるという。男はかばんを路上に放置。その後に現れた2人の男が圧力鍋とみられる不審物を取り出し、路上に置いて立ち去った。

 米メディアによると、爆発物には圧力鍋が使われ、携帯電話などで起爆させる仕組みだった。金属の散弾のような物が詰められていた。別の場所で見つかった圧力鍋とみられる不審物にも携帯電話が取り付けられ、この電話からラハミ容疑者が特定された。

 ニュージャージー州エリザベスでは18日夜、駅近くのゴミ箱からバッグに入った5個の爆発物が見つかり、このうち一つを捜査当局が爆破処理した。

最終更新:9月20日(火)11時57分

毎日新聞