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【阪神・超変革】甲子園ラッキーゾーン復活!の大胆提言

東スポWeb 9/20(火) 6:00配信

 4年ぶりのBクラスが確定、現在最下位の阪神。金本知憲監督(48)は勝負の2年目シーズンに向けて動きだしているが、そんな中、大の虎党として知られる関西大学・宮本勝浩名誉教授(71)が大胆発言をぶっ放した。「野球の華であるホームランが甲子園で少なすぎる!」と嘆いた上でラッキーゾーン復活、ホームランシート設置を提唱。目的はチームの本塁打増だけでなく、経済学者の視点からも、それが球団にとって大きなプラスになるというのだ。

 18日現在、阪神のチーム本塁打数は84、そのうち甲子園で生まれたアーチは28本。これを宮本教授は「ホームランは野球の華なのに甲子園は本当に少なすぎる。出にくいのは私もよ~く分かってますよ。大きな球場で、風もある。戦力の問題もある。それでも実に寂しい数字」と嘆く。今季、阪神が甲子園で22勝36敗1分けと負け越しているのも本塁打の少なさが影響していると見ており「強いチームに生まれ変わるには、ホームラン増は欠かせません」と断言。その上で提案するのが、ラッキーゾーン復活を含めたフィールドの縮小化だ。

「ホームランバッターを育てることは非常に難しい。(現二軍監督の)掛布さんのように、努力をしてホームランバッターになった人はいることはいるが、ほとんどは遠くに飛ばす才能を持った人たちが鍛えられた結果。なかなか出てくるもんじゃない。球場を小さくすることが一番の早道でしょう。ラッキーゾーン復活、客席をフェンス前に増設するホームランシート設置を真剣に検討してもいいと思います」

 甲子園のラッキーゾーンは1947年から91年まであったが、撤去された92年以降、阪神で30本塁打以上をマークしたのはアリアス(2002年32本、03年38本)、金本(04年34本、05年40本、07年31本)、ブラゼル(10年47本)の3人だけ。生え抜きでは一人もいない“惨状”が続いているからだ。

 もっとも、宮本教授が提唱する理由はそれだけではない。「単に小さくするラッキーゾーンもそうだが、座席を設けるホームランシートも理想的。動員数も増えて経営的にもプラス。ホームランが増えれば大いに経済効果が期待できます。負け試合でも自軍選手のホームランが見られればファンは喜ぶ。うれしいと人は気が大きくなって財布のひもがゆるむ。もう一杯ビールを飲もうかな、負けたけどホームランをつまみに近くの店で反省会をしようとか。いろんなところが潤う。私は若い時に田淵さんのホームランを見たくて甲子園へよく行きました。勝てなくてもホームランを目の前で見られた時は本当にうれしかった。また行こうってなるんですよ」

 さらに、こう付け加える。「一発には、ものすごいパワーがある。試合をひっくり返す、試合の流れや空気を変える、チームやファンに希望を与える。強いチームというのは劣勢でも最後の最後まで分からないという戦いをする。今年の広島なんかもそうじゃないでしょうか。逆転勝ちが非常に多い。一発でひっくり返す試合も多かったし、中盤の一本で球場の雰囲気を変える効果的な一発も目立った。本拠地でのホームランには想像以上のパワーがある」。確かに広島はここまでリーグトップの147本塁打。そのうちマツダスタジアムでは66本を放ち、同球場で47勝19敗1分けと無類の強さを誇っている。今年の阪神とは雲泥の差だ。

「もっと阪神の試合で一喜一憂したい。今のチームは、終盤に負けていたら、何も起こらずそのまま終わってしまう。応援に行って気になることですが、みなさん試合途中に(帰るために)席を立たれていますよ。ラッキーゾーン復活ならワクワクする試合が増えるはずです」。宮本教授は本拠地にも「超変革」を望んでいる。

☆みやもと・かつひろ=1945年1月12日、和歌山県和歌山市出身。大阪府立大学経済学部卒。70年に大阪大学大学院経済学研究科修士課程修了。経済学博士。大阪府立大学教授、副学長を経て、2006年から関西大学大学院会計研究科教授、15年3月に定年退職し、現在は関西大学名誉教授。専門分野はロシア経済学、数理経済学。「激動する世界の政治・経済」「大阪経済学」「経済効果ってなんだろう?」など著書多数。“ミスター経済効果”として知られ、あらゆる分野の事象の試算、分析をしている。

最終更新:9/20(火) 7:10

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