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〔米株式〕NYダウ、小幅続落=日米金融政策会合を警戒(19日)☆差替

時事通信 9月20日(火)6時0分配信

 【ニューヨーク時事】週明け19日のニューヨーク株式相場は、日米の金融政策会合を控えて様子見姿勢が強まる中、小幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比3.63ドル安の1万8120.17ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同9.54ポイント安の5235.03で終わった。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比13億8266万株減の7億8016万株。
 19日のニューヨーク原油相場は、内戦が続くリビアの主要港からの原油輸出の再開が遅れると伝わり、需給引き締まりへの期待から、米国産標準油種WTIが上昇。これを好感した米株式市場も反発して取引を開始し、ダウの上げ幅は一時130ドルを超えた。
 しかし、午後に入ると、20、21両日に開催される日米の金融政策会合を控えて積極的な買いが手控えられ、ダウは急速に上げ幅を縮小し、マイナス圏に沈んで取引を終えた。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)では、追加利上げは見送られる公算。しかし、イエレン議長が会見で年内利上げに向けて強いメッセージを発するかに注目が集まっている。19日時点のCMEグループが金利先物に基づき算出した9月利上げの確率は15%にとどまる一方、12月利上げは60%に上昇している。
 一方、日銀の金融政策決定会合では、現行の大規模金融緩和の「総括的な検証」を公表する方針。金融機関の収益圧迫に配慮して、イールドカーブ(利回り曲線)のスティープ化を図るとの観測から、日本発の世界的な長期金利の上昇への警戒が強まっている。米株式市場も影響は避けられず、「世界的な金融緩和が支えてきた株高の持続性への疑念が高まっている」(準大手証券)との指摘が出ていた。
 個別銘柄(暫定値)では、ツイッターが3.9%安、アップルが1.2%安、インテルが1.4%安。ファイザーが0.9%安、ゼネラル・エレクトリック(GE)が0.8%安だった。一方、ウェルズ・ファーゴが1.3%高、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が0.7%だった。

最終更新:9月20日(火)9時27分

時事通信