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孤軍奮闘マエケン 首位攻防戦で試される“大物食い”の真価

日刊ゲンダイDIGITAL 9月20日(火)12時18分配信

 ルーキー右腕が首位攻防戦のマウンドを託された

 ドジャースは18日(日本時間19日)にジャイアンツとの3連戦(同20~22日)の先発投手を発表。エースのカーショウ、ヒルの両左腕に次いで21日(同22日)の3戦目は前田健太(28)が登板する。

 ドジャースは2位ジャイアンツに5ゲーム差をつけてナ・リーグ西地区首位(18日終了時)。ハニーカット投手コーチは「我々の先発陣の中で計算できる3人を送る」と話していることから、前田にはライバル叩きが期待される。

 相手の先発はここまで11勝11敗(防御率4.06)のマット・ムーア(27)。レイズ時代の13年には17勝(4敗)をマークし、ジャイアンツでは次期エースと目される左腕だ。現在、2連勝中と好調な相手との投げ合いで、前田は大物食いの真価が試される。

 今季の前田はメジャー1年目ながら各チームのエース級との投げ合いでは互角以上に渡り合ってきた。特に同地区のライバル球団の好投手との相性は抜群だ。ダイヤモンドバックスのサイ・ヤング賞右腕ザック・グリンキー(今季12勝7敗)とは今月5日、16日と2度投げ合い、前田がそれぞれ6回3分の1を3安打1失点、5回3安打1失点で白星を手にしている。8月23日のジャイアンツ戦ではエース左腕で14年のワールドシリーズMVPバムガーナー(同14勝9敗)との投げ合いを制した(5回6安打3失点)。

 勢いのある若手にも負けていない。8月4日のロッキーズ戦では右肘の故障から復活し、7月までに10勝と白星を積み重ねていたチャドウッド(27=11勝9敗)に今季7個目の黒星を付けている。

 前田は昨季まで所属した広島ではエースとして重要なマウンドを経験してきた。昨季は巨人・菅野、ヤクルト・小川ら他球団のエースと投げ合う機会が多かったが、15勝(9敗)で最多勝を獲得し、沢村賞にも選ばれた。

 今季はカーショウを筆頭に主力投手が故障で離脱する中、孤軍奮闘を続けてきた。広島時代に培った勝負強さをメジャーでも発揮している。

最終更新:9月20日(火)12時18分

日刊ゲンダイDIGITAL

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