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太田プロのネクストブレイク芸人連載「もうすぐG1常連」 (Vol3 アイデンティティ)

リアルライブ 9月20日(火)12時29分配信

 『太田プロライブ月笑』(毎月第2月曜日)の常連をめざす若手芸人にスポットを当てる連載。今回は、有名声優・野沢雅子のものまねがジワジワ浸透してきたアイデンティティの登場だ。去年の今ごろは、漫才とコントを融合させた“漫才コント”の王道を走っていた2人。しかし今は、女装系キャラに変貌。技巧派コンビに、何があったのか--。(伊藤雅奈子)

 --漫才師としてのイメージが濃いですが。
 
 田島「今もそうですけど、実はデビューからスタイルは変わってないんですよ。いわゆる漫才コントで、けっこうオーソドックスなことをやってる。それが合ってるというか、そういうネタをずっと作ってきたんで、やり慣れてるんですね」

 見浦「僕はそれまでコントをやってて、あんまり漫才をしたことはなかったんですけど」

 田島「僕らもタイム(マシーン3号)さんやサンド(ウィッチマン)さんのように、しゃべくり漫才にシフトチェンジしていこうと思った時期があったんですけど、あんまりウケなくて」

 見浦「自分らには向いてないのかなぁと思いましてね。台本も、ないし。今は、ファミレスで口合わせで、即興コントみたいな遊び感覚でできあがってるんで、必然的に漫才コントになっちゃう。(田島が女装する)野沢雅子さんのネタなんて、まさにそんな感じで生まれましたから」

 --その経緯を知りたいです。

 田島「相方がね、居酒屋で野沢雅子さんを見たんですよ」

 見浦「そうなんですよ。荻窪の居酒屋で、ちょくちょく見かけてたんです。って話を相方にしてて、『だからって、話しかけたことはないんだけどね』ってことを、ほんっとに雑談のひとつでしてたら…」

 田島「『じゃあさ、ちょっと話しかけてみてよ』って、漫才コントがはじまっちゃった(笑)。それをネタにして、昨年末の“月笑”でかけてみたら、周りの反応が良くて。いろんな先輩から、『これ、絶対にキャラになるから、一発で終わらせるんじゃなくて、大事にしていったほうがいいよ』って言われたんです」

 見浦「『武器ができたな』ってね」

 田島「で、年始の“月笑”で、今度は全身ガッツリ野沢雅子さんでやってみたら」

 見浦「漫才よりインパクトが増した」

 田島「以降、今年はずっとこれです。量産するのはけっこう大変なんですけど、今までは個性がないまま漫才をやってたけど、せっかく芸ができたんで、このまま持続してやっていこうと」

 --日々、野沢さんの研究をしているんですか?

 田島「コンビニでバイトしてるんですけど、客に気づかれないように(野沢が担当している『ドラゴンボール』の)孫悟空の声で接客してます(笑)」

 見浦「気づくだろっ!」

 田島「これがね、気づかないんだよ。まさか悟空がいると思わないでしょ。練習しながら“あっ、今の似てたな”って自己満足してたら、退屈なバイトで1個楽しみが増えた。ただひとつ心配なのは、僕のものまねが本人に伝わってるか。クオリティーを上げておけば、“似てるからしょうがないか”ってなると思うから、それで笑ってもらえればいいなぁと思ってるんですけど、けっこうキワキワな芸風ですよね」

 --最後に、年内の目標を聞かせてください。

 田島「やっぱり、年末年始のネタ番組に出たいですね。いつもばあちゃんちに行って、コタツに入って、『爆笑ヒットパレード』(フジテレビ系)とか観てますから」

 見浦「仲間が出てるのを、ね。年末、『ちょっと仕事で帰れないわ~』って、実家に言いたいですよ。で、海砂利水魚のころからずっと好きな、くりぃーむ(しちゅー)さんと共演したいですね」

 田島「それはほんっと、夢っ!!」

【プロフィール】田島直弥(左) ’84 年5月生まれ。神奈川県出身。O型。趣味:映画鑑賞、テレビゲーム/見浦彰彦 ’84年9月生まれ。広島県出身。O型。趣味:映画鑑賞。2004年結成。

最終更新:9月20日(火)16時6分

リアルライブ