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上原・松坂らもエール 台湾初の大リーガー陳金鋒が引退試合

中央社フォーカス台湾 9/20(火) 14:16配信

(台北 20日 中央社)台湾プロ野球・ラミゴの陳金鋒外野手(38)が18日、本拠地球場の「桃園国際棒球場」で引退試合に臨んだ。台湾初の大リーガーで、長年台湾代表の4番としても活躍した「台湾の巨砲」の引退に、王建民投手など台湾のスター選手のほか、国際試合で対戦した松坂大輔投手(ソフトバンク)ら「往年のライバル」もエールを送った。

2003年のアジア選手権では陳から2安打を浴びた松坂。試合後の引退セレモニーで流されたビデオメッセージの中では、「台湾初の大リーガーということで、勝手に強烈なライバル意識を持っていたことを覚えています」と告白。「台湾の選手で誰が印象に残るかといえば、すぐ陳選手の名が出てくるほど、頭の中に残っている」と絶賛した。

2004年のアテネ五輪1次リーグで3点本塁打を打たれた経験を持つ上原浩治投手(レッドソックス)は「僕から打ったホームランを忘れずに、これからも台湾野球のために頑張ってください」と激励した。

このほか、上原が陳から被弾した試合で2点本塁打を放っていた巨人の高橋由伸監督や、韓国人メジャーリーガー第1号、朴賛浩(パク・チャンホ)もメッセージを寄せ、陳をねぎらった。また、蔡英文総統も試合前、自身のフェイスブック上に「陳金鋒は台湾を団結させた」などとつづり、感謝を示した。

陳はこの日、4番指名打者で先発出場し、4打数無安打だった。一方、観客動員数は2万52人で、元大リーガーのマニー・ラミレス外野手が台湾球界入り後に初出場した兄弟-義大戦(2013年3月27日)の2万人を超え、公式戦の最多記録を更新。台湾における陳の人気の高さをうかがわせた。

ラミゴの劉カイ廷球団代表は、陳には今後もコーチとしてチームに残ってほしいと語っている。(カイ=王へんに介)

(李宇政、林宏翰、呂欣ケイ/編集:杉野浩司)

最終更新:9/20(火) 14:16

中央社フォーカス台湾

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