ここから本文です

老健で鹿島踊り 伊東市湯川自治会、民間施設では初披露

伊豆新聞 9月20日(火)14時9分配信

 伊東市の湯川鹿島踊御船歌保存会で鹿島踊りを伝承する湯川自治会のメンバーは19日、地元の介護老人保健施設いとうの杜で鹿島踊りを披露した。20、30代の踊り手10人が勇壮に繰り広げ、集まった利用者の目を引き付けた。

【鹿島踊り】市無形文化財 勇壮に奉納―熱海・多賀神社例大祭

 鹿島踊りは海上の安全祈願をはじめとする地域の信仰を象徴する芸能として市内の5地域で継承され、昨年、いずれも市指定文化財になった。このうち湯川では、同保存会が鹿島神社の秋季大祭などで奉納している。

 地元の民間施設で踊りを披露したのは今回が初めて。郷土芸能をアピールしようと企画した。白装束に身を包んだメンバーは、円陣と方陣を交互に組み、朗々とした歌声を響かせながら踊った。歌の締めくくりには「商売繁盛」「大漁満載」などを祈願し「いとうの杜万歳!」と声をそろえた。また秋季大祭が10月8、9日に開催されることも紹介した。

 利用者の中には地元の女性もいて、踊りを間近で見て「懐かしい」と感慨深げ。初めて鹿島踊りを見たという女性は「こんなに力強い踊りだとは思わなかった。感動した」と話した。

 【写説】勇壮な鹿島踊りを披露する湯川自治会のメンバー=湯川のいとうの杜

最終更新:9月20日(火)14時9分

伊豆新聞