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高齢者らを財産侵害から守ろう 和歌山県司法書士会が無料相談会 

産経新聞 9月20日(火)7時55分配信

 高齢者や障害者らが悪質商法にだまされたり、円滑な相続手続きができなくなったりすることを防ごうと、敬老の日の19日、司法書士が無料で相談を受け付ける「高齢者・障害者のための成年後見相談会」が和歌山市美園町のJAビルで開かれた。

 県司法書士会と「成年後見センター・リーガルサポート和歌山支部」が毎年開催しており、今回で10回目。

 近年、高齢者をねらった悪質商法や詐欺などが横行していることから、国が平成12年4月、「成年後見制度」を施行。認知症などで判断能力が衰えた高齢者や障害者に代わって、家庭裁判所が認めた親族以外の第三者後見人が財産を管理したり、契約を締結したりすることができる。第三者後見人には、司法書士をはじめ、弁護士や社会福祉士などが選ばれることが多いという。

 この日は、親族やケアマネジャーら20組が相談に訪れた。家裁への申し立ての流れについての質問や、「遺産の相続人の一人が認知症で話し合いができない」「障害を持つ子供が将来、成年後見制度を利用できるのか心配」などといった相談が寄せられたという。

 無料相談会は毎年1回の開催だが、司法書士への相談希望者は県司法書士会で随時受け付けているという。問い合わせは県司法書士会(電)073・422・0568。

最終更新:9月20日(火)7時55分

産経新聞