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台風16号が近畿を横断 各地で被害

関西テレビ 9月21日(水)0時0分配信

関西テレビ

近畿を横断した「台風16号」。
記録的な大雨や強風によって、各地で冠水や土砂崩れが起きているほか、転倒や骨折するなどしてけが人も出ました。


強い勢力で近畿地方を襲った「台風16号」。
徳島市内では一部の道路が冠水しました。

【救急隊員】「救助出動があったんです」
【カメラマン】「ここから行けないんですか?」
【救急隊員】「行けません」

救助に向かう救急車が引き返す様子も…。
道路には、立ち往生する車がいくつもありました。

【立ち往生する人】
「陸の孤島で。もう無理です。家には帰れません」

そして住宅地の道路も冠水し、至るところで通行止めに。

【地元の人】
「通行止め?こんなところ、もうフラフラするわ」

雨水は膝下まで達し、多くの家屋で浸水被害もみられました。

【記者リポート】
「JR阿南駅前の様子です。雨風ともに強くなってきて、立っているのもやっとです」

徳島県では午前10時半までの1時間に阿南市付近で約120ミリ、小松島市付近で約110ミリ。
午前11時までの1時間に徳島市付近で120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。


【新実キャスター】
「午後1時半を回りました和歌山県の串本町です。つい先ほど、台風が和歌山県に再上陸したとの情報が入ってきました。何かにつかまっていないと立っていられないほどの強い風が吹いています。あちら、標識もガタガタとゆれています。その奥の太平洋、白波が高く立っているのが分かります」

午後1時30分に台風が再上陸した和歌山県田辺市では、降り始めからの雨量が278.5ミリを観測。
串本町で最大瞬間風速34.4mの風が吹き荒れ、田辺市などでは風にあおられて転倒し、2人が軽いけがをしました。


【記者リポート】
「午後2時、南あわじ市です。横殴りの突風が私の体を打ち付けています。小規模ながら土砂崩れが起きています。道を寸断している状況です」

兵庫県洲本市では3時間で132ミリという、9月の観測史上最大の雨量に。
神戸市内では風にあおられ9人が転倒し、4人が骨折する重傷です。


京都府福知山市では、強風の影響で寺の木が倒れました。

【観音寺・小藪実英住職】
「150年くらいは経っている。一番大きなモミジで、根が古くなってるのと、たくさんの雨を含んでしまって、その重みで土塀の方に崩れて来たのだと思う」

台風が過ぎ去っても被害が拡大する恐れがあり、引き続き警戒が必要です。

最終更新:9月21日(水)0時45分

関西テレビ