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宇和島藩と薩摩の交流紹介 伊達博物館で特別展

産経新聞 9月20日(火)7時55分配信

 大政奉還直後に京都で襲撃された英国公使ハリー・パークスの宇和島来航150周年を記念した特別展「海、遙か-薩摩藩島津家と宇和島藩伊達家」が、愛媛県宇和島市立伊達博物館で開かれている。10月10日まで。

 会場にはパークス来航前後の書状のやりとりや島津家から徳川幕府の13代将軍家定に嫁いだ篤姫の書状、慶応3(1867)年に宇和島を訪れた西郷隆盛の肖像画など計158点を展示している。

 幕末の慶応2(1866)年、パークス一行を乗せた艦隊が宇和島を訪問。宇和島藩は一行を歓待する名目で、薩摩藩に次いで幕府による第2次長州征伐への出兵命令に従わなかった。一行の来航は、宇和島藩家老の松根図書が薩摩藩士の五代才介(友厚)を通じて実現したとされる。

 横浜市の会社員、寺島まゆみさん(59)は「司馬遼太郎さんの小説がきっかけで幕末に興味を抱いた。宇和島には初めて来たが、パークスの来航や五代友厚と宇和島との縁を書簡で知った」と話した。

 同館は24日午後1時半から、同市立中央図書館で薩摩藩の対英外交などに関する講演会を開く。問い合わせは、同博物館(電)0895・22・7776。

最終更新:9月20日(火)7時55分

産経新聞