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姫路に経済研究所 商議所とみなと銀、姫路信金

神戸新聞NEXT 9月20日(火)19時0分配信

 姫路商工会議所とみなと銀行(神戸市中央区)、姫路信用金庫(兵庫県姫路市)は20日、行政への政策提言や市場調査・分析などを行う「姫路経済研究所」を10月に設立すると発表した。将来的には同市内外の大学や金融機関、自治体との連携も視野に入れ、播磨地域に特化した調査研究機関を目指す。(末永陽子)

 地方創生に向けて研究所設立を進めていた同商議所が、「ひょうご経済研究所」(神戸市中央区)などシンクタンク運営のノウハウを持つみなと銀行と、地域密着型の姫路信金に協力を求めた。3者は同日、「地域活性化に向けた調査研究に関する連携協定」を締結した。

 事務所は同商議所内に設け、トップは三宅知行会頭(姫路信金理事長)が務める。2金融機関がそれぞれ1人ずつ派遣し、商議所の担当者らと合わせて約10人が所属する予定。

 扱うテーマは、姫路城グランドオープンでにぎわう観光分野のほか、市が策定した「ひめじ創生戦略」の追跡調査、ロボットや医療などの成長産業の育成、中小企業が抱える人手不足や販路開拓の課題などを検討している。取り組みの第一歩として、来年3月までに具体的な研究テーマを精査するという。

 商議所での調印式で三宅会頭は「商議所と民間企業が主体となる研究所は全国でも珍しい。多様化、複雑化する課題に向き合い、人口減少や地域経済の縮小など悪循環を断ち切りたい」と抱負を述べた。

最終更新:9月20日(火)19時20分

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