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強い遠藤が戻ってきた 自己最速で勝ち越し 声援も復活、豪栄道に1差ピタリ

夕刊フジ 9月20日(火)16時56分配信

 館内の歓声は人気のバロメーターだ。ついこの間まで遠藤(25)の行くところには、横綱顔負けの声援が渦巻いていた。あまりのすごさに白鵬ですら切れたことがある。

 平成27年初場所6日目のこと。白鵬は仕切りのときから沸き起こった、ものすごい遠藤コールにカチン。顔を真っ赤にして立ち上がると強烈な張り手を見舞い、激しい勢いで土俵外にはじき飛ばして、こういった。

 「燃えるという意識はなかったけど、どこかに(対抗意識は)あったんでしょうね。(必要以上に)厳しい攻めだったかどうか分からないけど、いい相撲が取れましたよ」

 このところ遠藤コールはすっかり影を潜めていた。左ひざや右足首などを痛めて十両落ちするなど、大きく低迷していたからだ。先場所もたった3勝しかできなかった。

 しかし今場所は日を追って声援が増えてきた。以前は幕尻近くまで番付を下げたことがあるが、場所前には久しぶりに十分な稽古ができるなど、故障が癒え強くてうまい相撲が戻ってきたからだ。まさに勝ち星は万能薬だが、その裏には血のにじむようなリハビリや、酒や夜遊びを控えるなどの厳しい節制が隠れている。

 この日も熱い声援を背に蒼国来を寄り切って快勝。自己最速の9日目で平幕の勝ち越し第1号を決めて引き揚げてくると「しっかり体が反応した。これからも毎日やれることをやって、集中していくだけです」とニコリともせずに話した。

 トップの豪栄道と1差。4年ぶりの平幕優勝もありそうな勢いだ。 (大見信昭)

最終更新:9月20日(火)17時23分

夕刊フジ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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