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特許技術を活用したSDK/APIの提供を開始、ベンチャー支援のため

MONOist 9/20(火) 9:55配信

 スワローインキュベートは2016年9月1日、パナソニックが保有する特許技術のライセンス供与を受け、その特許活用の促進を目的とした契約を同年8月10日付でパナソニックと締結したと発表した。IoT(モノのインターネット)領域で活用できる「特許技術SDK/API」を開発し、順次公開する。

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 今回の取り組みでは、パナソニックの特許技術の中からIoT領域で活用できる技術を選定し、ベンチャー企業などが利用しやすいよう、スワローインキュベートがSDK(Software Development Kit)/API(Application Program Interface)化する。その第1弾として、「音声による感情認識API」「行先提案技術SDK/API」の2つを2016年9月1日より提供開始する。

 音声による感情認識APIは、音声wavファイルから「喜/怒/平静」の感情を判定するAPIをクラウドサーバ経由で提供する。活用する特許技術は、特許番号JP4085130(感情認識装置)と同JP4914295(力み音声検出装置)。音声中の普遍的な特徴量を解析し、感情を判断するため、膨大な教師データを必要とせず、APIをコンパクトに開発できる。言語に依存しないことから、グローバルな利用も可能だという。

 また、行先提案技術SDK/APIは、特許番号JP4308659(端末装置)を活用。同SDKは、iOS/Android/任意のLinux環境上にインストール可能で、移動方向/速度/時間に合わせ、特定ワードに対応するレコメンド結果を提供できる。同APIでは、位置/速度/移動方向から行動範囲を予測し、教師データなしでリアルタイムに予測結果を提供する。

 同社では今後、特許技術SDK/APIを順次追加し、2016年秋をめどに、各社の特許技術SDK/APIを集めたデベロッパー向けサイトを開設する予定だ。

最終更新:9/20(火) 9:55

MONOist

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