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HSV行きの経緯を語るハリロビッチ父親 「お金のためではなく、プレーしたいから」

GOAL 9月20日(火)19時37分配信

クロアチアの逸材、MFアレン・ハリロビッチはこの夏にバルセロナからハンブルガーSV(HSV)への移籍を決めた。同選手の父親である元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のセヤド氏がドイツ『シュポルト・ビルト』で移籍の経緯について話している。

現在20歳のハリロビッチは2014年夏にディナモ・ザグレブからバルセロナBに加入。翌年にはトップチームに引き上げられ、2015年夏にはレンタルでスポルティング・ヒホンに送り出された。そして今年の夏にHSVに向かっている。セヤド氏によると、この移籍は突然決定したものではないという。

「決断は早まって下したものではない。我々は2年間、HSVと話していたんだ。(ボスニア・ヘルツェゴビナ代表DF)エミール・スパヒッチの存在が大きかった。彼がクラブの雰囲気や現状が非常に良いと我々に話したんだ。ディートマー・バイアースドルファーCEOもこの2年間熱心に誘ってくれて、彼ら2人は我々に、HSVへの移籍がアレンにとって完璧なステップだという気持ちにさせてくれた」

その一方で、周辺からはHSV行きは避けた方が良いとの声もあったそうだ。

「周りからたくさんのアドバイスを受けたね。監督が若い選手をあまり好まないため、アレンをハンブルクに行かせない方が良いとも言われた。でも我々はブルーノ・ラッバディア監督に会ったとき、彼がアレンのことを信じていると話してくれたので、我々はその言葉を信じた。あとは、彼がアレンを誰もが希望するような選手に成長させることを願うだけだった。HSVがアレンのようなタレントにとって正しい場所かはこれから分かるだろう。ただ、ここで言っておきたいのは、アレンがハンブルクに向かったのはお金のためではなく、プレーしたいからだ」

HSVは開幕節でインゴルシュタットと引き分けると、レヴァークーゼンやRBライプツィヒに敗れ、今シーズンまだ勝利を得られていない。そんな状況のなか、先発起用されていない息子についてセヤド氏は「馴染ませるための時間が与えられているため」と述べ、「最終的にハンブルクで幸せになれると信じている」と焦りを感じていない様子だ。

一方、バルセロナはハリロビッチに対する買い戻しオプションを確保しているが、セヤド氏は「それはクラブの間で交渉されたもので、我々にとっては重要じゃなかった」と強調。「我々はブンデスリーガがアレンの成長につながると思っているんだ。ここではスペインやクロアチアとまったく異なるサッカーがプレーされているのでね」と説明している。

    

またクロアチアの”ミニ・メッシ”と称されているハリロビッチだが、セヤド氏はそのニックネームは「息子にとって過剰なプレッシャーだ」と批判的な見解を述べている。そして次のように続けた。

「アレンも私も同じ考えだが、リオネル・メッシは1人しかいない。メッシはピッチ上のマジシャンだ。アレンに彼から学ぶ機会が与えられたのは良かったが、息子はこの比較を嫌っている。チームメートとなったとき、プレッシャーがさらに増したのだからね」

GOAL

最終更新:9月20日(火)19時37分

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