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<リオパラ>岡村(御前崎出身)銅 家族・知人ら快挙に湧く

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月20日(火)7時48分配信

 リオデジャネイロ・パラリンピック陸上男子マラソン(視覚障害T12)で18日、御前崎市出身の岡村正広選手(46)=RUNWEB=が銅メダルに輝いた。4位に終わった4年前の悔しさと努力でつかんだ念願のメダル。家族や地元の同級生は「すごい」「身内の誇り」と祝福した。

 母澄江さん(71)と姉裕美子さん(48)は同市比木の自宅でレースを見守った。裕美子さんは「30キロ地点までは4位。メダルは厳しいと思った。信じられない」と快挙を喜ぶ。澄江さんも「何としてもメダルを取らせてあげたかった。本当にうれしい」と感激した。

 視覚障害者のマラソンは、転倒との戦いでもある。岡村選手が出場した「T12」は視力0・03以下か視野5度以内のクラスで、2番目に障害が重い。岡村選手は初参加の2012年ロンドン大会で転んだ。「無事完走できてほっとした」と裕美子さん。

 ロンドン後に引退も考えたが、メダルへの思いを諦めることはできなかった。千葉県立千葉盲学校で教壇に立つ日々。朝と夜の数十分と、休日に練習時間を捻出した。夜は競技場の照明だけではコースが見えづらく、走路に明かりを置いて走った。盆や正月に実家に帰省した時も必ず10~20キロ練習。地道に続けた努力が大舞台で花開いた。

 小学校から高校まで一緒だった御前崎市職員岡村亮さん(46)は「すごいの一言。同じ同級生としてとても尊敬する」とたたえた。

静岡新聞社

最終更新:9月20日(火)7時48分

@S[アットエス] by 静岡新聞