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日本統治時代建設の製茶工場、文化施設に生まれ変わる/台湾・台北

中央社フォーカス台湾 9/20(火) 16:59配信

(台北 20日 中央社)日本統治時代に建設され、かつては台北最大の製茶工場だった「新芳春行」(台北市)が20日、修復工事を終え、文化施設として新たに開館した。館内では過去の茶文化を紹介する展示が行われる。

新芳春行は1934年建設。当時都市の中心部として栄えていた大稲テイ地区に位置する。茶屋、製茶工場、倉庫、オーナーの住宅と4種類の空間機能を兼ね備えており、過去の台湾の茶葉貿易の歴史を現代に伝える存在だといえる。2009年に台北市の市定古跡に登録。修復工事は民間企業によって4年にわたって行われ、建物は持ち主の王国忠さんから台北市に寄贈された。

この日行われた記者会見に出席した陳景峻副市長は、新芳春行は民間の出資で文化財を修復した成功例であり、台北市の文化資産保存にとって大きな助けとなったと喜びを示した。

同市文化局によると、新芳春行には3000点近い貴重な文物が保存されていたという。同所では1900年代の大稲テイ地区の繁栄を紹介する特別展が来年2月28日まで開催される。(テイ=土へんに呈)

(朱則イ/編集:名切千絵)

最終更新:9/20(火) 16:59

中央社フォーカス台湾