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角力踊り、氏子ら「どっこい」 滋賀・米原の神社

京都新聞 9月20日(火)12時17分配信

 滋賀県米原市顔戸(ごうど)の日撫(ひなで)神社で19日、秋の祭りに合わせた「角力(すもう)踊り」が奉納され、紫や赤、草色の鮮やかな化粧まわしを締めた男性の氏子らが、角力甚句に合わせながら土俵上で踊りを披露した。
 地元の小学生による奉納角力の休憩時間「中入り」に合わせ、氏子ら12人が土俵に登場。米原の名所や同神社のいわれなどを詠んだ甚句に合わせ、氏子らは手を挙げ、「どっこい、どっこい」と掛け声を上げながら、ゆっくりと歩を進めた。
 同踊りは鎌倉時代に後鳥羽上皇が隣村に訪ねた際、地元の人々が力比べで角力を披露したのが始まりとされる。同神社には江戸時代に井伊家から奉納されたと伝わる化粧まわしが保存されている。踊りは1958年から途切れたが、77年の「日撫神社角力踊り保存会」の結成で復活した。
 踊りに加わった同神社の小林基幸宮司(43)は「節を合わせ、心を一にすることが楽しい。地元の歴史として今後も踊りを存続したい」と話した。

最終更新:9月20日(火)12時17分

京都新聞