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本降りハマスタ2・7万人!05年は衝撃2260人

日刊スポーツ 9月20日(火)7時59分配信

<DeNA3-1広島>◇19日◇横浜

 本降りのハマスタに2万7001人が集まった。11年ぶりのAクラスが決まった瞬間、ファンの、腹からのうねりが関内駅まで突き抜けた。DeNAが引き継いで5年。ベイスターズは暗黒時代から脱した。

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 残酷な数字がある。実数発表の初年度、05年6月10日のオリックス戦。同じ本降りの交流戦だった。観客2260人-。目を背けてきた現実を突きつけられた。当時の球団幹部は、試合中に数字が発表されると「魅力がない。プロとして申し訳ない」と泣いた。1万人を超えれば御の字で、汚いヤジは茶飯事。駐車場から出た瞬間、車に生卵をぶつけられた選手もいた。

 球団を引き継いだ池田社長は、初めて関内駅に降り立った5年前が忘れられない。「小学校のときに見た横浜スタジアムと何も変わっていなかった。時代が変わる中で、衝撃があった」。当初は「DeNAの認知を広げたい、ある種の利己的な発想だった」が、方針を変えた。「野球どころ神奈川の頂点にふさわしい公共財にする」と誓った。

 街に寄り添うことに徹した。ビジター用ユニホームのロゴ「DeNA」を、今年から「YOKOHAMA」に変えた。県内の小学生以下、全員に72万個の帽子を配った。財界や個人株主を回り、絶対に無理と言われていた横浜スタジアムのTOB(株式公開買い付け)を実現した。本拠地の運営会社を連結子会社化し、球場と球団を一体経営。女性や子どもが足を運べる空間を作り、後は勝つだけ、の環境を整えた。

 DeNAの補強第1号は今のラミレス監督。理念を理解する人物に託した。池田社長は「最初は閑古鳥だった。少しは横浜の街とファンに恩返しできたかな」と言い、南場オーナーは「関わったすべての皆さんに感謝したい」と頭を下げた。先人が苦しみながらつないだ歴史と志が絡まり合って、胸躍る球場によみがえった。【宮下敬至】

最終更新:9月20日(火)21時54分

日刊スポーツ

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TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。