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ヤンキース ジラルディ采配火だるま Rソックスに4連敗でPO進出絶望 地元紙「数字に頼りすぎ」

夕刊フジ 9月20日(火)16時56分配信

 レッドソックスに4連敗してヤンキースのプレーオフ進出が絶望的となった。4試合ともリードを守れずにひっくり返された悪夢のような4日間。地元ニューヨークのメディアはジョー・ジラルディ監督の采配を酷評した。

 ニューヨーク・ポスト紙は「この4連戦は全勝できていたかもしれない。ひどい采配だった。このシリーズで今季は終わった」と、4-5で逆転負けした第4戦(18日)をヤリ玉にあげた。

 左腕エースのサバシアが、4-0とリードした5回に2死二、三塁のピンチを迎えた場面。打席は4番指名打者のハンリー・ラミレス。当たっていただけに、次のヤングで勝負という選択肢もあったが、ジラルディ監督は勝負を指示した。

 結果は3点本塁打を打たれて1点差に詰め寄られ、流れはレッドソックスに傾いた。

 「サバシアは試合前まではラミレスを10打数無安打と抑えていたが、球威が衰えてこの日は1安打されていた。ヤングからは2三振を奪っていた」とNYポスト紙。

 同紙は、「ジラルディ監督は数字に頼りすぎている。現在起きている試合展開を読めず、常に過去に起きたことを基に決断する。この4連戦はジラルディ監督の采配がすべて裏目に出た」と容赦なかった。

 ジラルディ監督は「もしヤングに本塁打されたらどうする。ラミレスの敬遠はナンセンスだ」と反論したが、地元メディアの批判は収まらない。

 NYデーリーニュース紙も、田中将大投手が5-1とリードして降板しながら、逆転負けをくらった初戦(15日)について、9回に「なぜクローザーのベタンセスを頭から投入しなかったのか」と批判。

 シーズン中盤から若手の登用でチームの調子は上向いたが、米スポーツサイトのニュージャージー・コムは「8月に始まったシンデレラ物語はカボチャで終わった」と嘆いた。

 ジラルディ監督は球団経営陣からの信頼が厚く、地元メディアもこれまで表だって批判することは少なかった。2009年を最後にワールドシリーズ勝利に手が届かない。そろそろ監督にも大ナタを振るう必要があるかもしれない。

最終更新:9月20日(火)17時16分

夕刊フジ