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【秋場所】快進撃の遠藤「完全復活」なのか

東スポWeb 9/20(火) 11:26配信

 大相撲秋場所9日目(19日、東京・両国国技館)、幕内遠藤(25=追手風)が幕内蒼国来(32=荒汐)を寄り切って8勝目。幕内では自己最速で勝ち越しを決めた。昨年から左ヒザや右足首の故障に苦しみ、一時は十両にまで転落。今場所は平幕で唯一の1敗をキープし、優勝争いにまで加わっている。人気者の快進撃は「完全復活」と言えるのか――。

 蒼国来のおっつけから後退したものの、土俵際で体を入れ替えて逆転の寄り切り。取組後は「しっかり体が反応できたので良かった」と納得顔だったが、1差で追う優勝争いには「ピンとこないけど、やれることを集中してやるだけ」と控えめだった。

 それでも、期待感を抱かせる快進撃を続けている。昨年の春場所で左ヒザを大ケガ。今年の初場所には右足首も痛めて一時は十両に転落した。師匠の追手風親方(50=元幕内大翔山)は「今までは場所に出ることが目的だった。今場所はケガをして初めて、まともに稽古ができている」とケガからの回復を好調の要因に挙げる。遠藤自身も「稽古がだいぶこなせるようになった。ようやく、できなかったことができるようになった」と手応えを口にした。

 角界内の評価も先場所までとは一変。審判部長の二所ノ関親方(59=元大関若嶋津)は「元気がいい。体も大きくなっているし(相撲が)安定している」。日本相撲協会の八角理事長(53=元横綱北勝海)は「もともと力はある。ヒザに力が入るようになってきた。力強さが戻ってきたのでは」と相撲内容から復調を感じ取っている。

 それでも追手風親方が「ヒヤヒヤしてみている。場所が無事に終わってほしい」と話すように、故障は再発と隣り合わせ。完全復活まではまだ「道半ば」といったところだろう。八角理事長も「三役に上がったことがない。まだまだ。三役に上がったことがある人は他にもたくさんいる」と指摘している。

 デビューした3年前は史上最速となる所要3場所(幕下付出)で新入幕を果たし、幕内3場所目に11勝で敢闘賞を獲得。その後に初金星もマークし、新三役は目前と見られていた。当初の期待値からすれば、幕内下位での好成績で褒められる力士ではない。この日も満員御礼の館内のファンから大声援を受けるなど人気者ぶりは健在。幕内上位に返り咲いたときに「真価」が問われることになりそうだ。

最終更新:9/20(火) 11:32

東スポWeb

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