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喜如嘉、道や畑冠水 強風影響 河口に砂堆積

琉球新報 9/20(火) 11:06配信

 【大宜味】台風16号の接近に伴う強い北風と高い波の影響で19日午前、大宜味村喜如嘉の集落の一部の道路や畑が冠水した。海につながる大川川の河口付近に砂が堆積して流れをせき止め、山から流れ込む雨水や堆積した砂を越えて海水が流入したことにより、川の水があふれたとみられる。排水溝などを通じて集落内に流れ込んだ。住民らによると、冠水は15年ほど前から北風が強い時に発生している。住民は国や県、村など関係機関に対し、「砂がたまらないよう根本的に解決してほしい」と対応を求めている。


 住民の通報を受け、村役場職員が河口付近で流れをせき止めていた砂を重機で一部取り払ったため、正午すぎに水はひいた。

 住民によると、午前6時ごろにはすでに河口付近に砂が堆積していた。徐々に川の水かさが増し、午前11時ごろまでに集落の一部が冠水した。深い所では約20センチも水がたまっていた。今回は家屋への浸水は確認されなかったが、ひどい時には床上や路上に止めた車にまで浸水することもあるという。さらに側溝などにたまった汚泥が流れ出し、悪臭が漂うこともあるという。

 集落に住む男性(72)は「家屋や農作物に被害が出ている。台風は直撃せず、大雨も降らなかったが冠水した。波が高いほど集落に入る水の量が多くなる。大きな台風が直撃した時が心配だ」と話した。大宜味村の吉浜覚村議は「河口にたまった砂を取り払えば水はひくが、被害が出てからでなく、砂が河口をふさがないような対策を関係機関に求めたい」と強調した。

琉球新報社

最終更新:9/20(火) 11:06

琉球新報