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栗東でユニークコンサート ピアノ鑑賞×イチジクPR

産経新聞 9月20日(火)7時55分配信

 栗東市の特産品であるイチジクをPRする「りっとう無花果(いちじく)コンサート」が19日、栗東市綣の栗東芸術文化会館さきらで開催された。音楽ファンら約150人が訪れ、モーツァルトなどの名曲を聴きながら、栗東イチジクについて理解を深めた。

 「イチジクを栗東の特産品に-」との思いで平成4年に市内2軒の農家で栽培が始まった栗東イチジク。25年たった現在では、15軒の農家で年間2トンを出荷する県内有数の産地に成長し、また100%ハウス栽培のため雨風による傷や虫害が少なく、品質の良さが認められて今年2月には農林水産大臣賞を受賞するなど、名実ともに栗東の特産品となっている。

 「栗東いちじく生産組合」(同市)が、市内外の多くの人に栗東イチジクを知ってもらおうと、県内在住のピアニストらとコラボしたコンサートを初めて開催し、イチジクをPRすることにした。

 この日のコンサートでは、ピアニストの神永強正さんと南千勢子さんが「トルコ行進曲」や「愛の夢」などモーツァルトとリストの名曲を演奏。曲の合間に、関西を拠点に活動する室内楽団「日本テレマン協会」の代表で、作家の中野順哉さんが「この時代には、ルイ14世が庭師に命じてベルサイユ宮殿でイチジクを栽培していた」などと、イチジクにまつわる話を紹介。

 またコンサートホールの外では、栗東イチジクでできたジャムなども販売された。

 訪れた音楽ファンらは、クラシックの名曲と、イチジクにまつわる話を楽しんだり、初めて食べる栗東イチジクのおいしさに驚いたりしながら、楽しいひと時を満喫していた。

最終更新:9月20日(火)7時55分

産経新聞