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雨宮塔子、問われる報道キャスターの自覚 映画試写イベントで作品をたたえたが…

夕刊フジ 9月20日(火)16時56分配信

 フリーアナウンサーの雨宮塔子(45)が先ごろ、都内で行われた映画「ハドソン川の奇跡」(24日公開)の試写イベントに出席した。

 雨宮は現在TBS「NEWS23」のメーンキャスター。いわゆる報道キャスターという重責を担う立場。パリ暮らしが長く、おしゃれ女子のファンも多い。「いつも通り芸能取材班が取材に行きました。ニュース番組で取り上げるからと聞きました」と関係者。

 1本の映画を観客に届けるため、完成から公開に至るまで、さまざまな宣伝手法が繰り広げられる。関係者向けの試写、完成披露試写会、完成報告会見などを行ったり、監督や出演者らが取材に応じたりする。

 「似たり寄ったりですが、必ずプロモーション活動はします」と映画宣伝会社スタッフ。「邦画なら出演者はプロモーション活動まで契約していますが、洋画の場合、出演者が来日するケースもあれば、しないケースもある。しない場合、芸能人を使ってPRイベントを開催することも多い。最近は日本語吹き替え版も増えたので、関わった芸能人を呼べるようになっていますけどね」

 雨宮は、多くの女性客を前に「クリント・イーストウッド監督にやられた感じです」と作品をたたえていた。

 話は変わるが、雨宮と同じ元TBSアナウンサーの久米宏(72)がフリーアナウンサーとしてニュース番組のメーンキャスターを務めていた時代があった。

 「その頃、ある本の帯を書いてもらおうと所属事務所に依頼の電話をしたことがありました。説明が終わった瞬間、『それは宣伝ですね。宣伝に関係する仕事は一切受けないことにしていますから』と断られたことがあります。報道番組は不偏不党をうたっていますから、出演者も同様なのかと思いましたね」(出版社書籍編集者)

 情報番組のメーンキャスターが他局のバラエティー番組に出演したり、コマーシャルに出演することはあるが、「報道番組となると、宣伝っぽい活動がプラスになることはないでしょう。PRイベントには出演しないほうが無色でいられる」とテレビ誌ライターはやんわりと釘を刺す。

 李下に冠を正さず、か。テレビ出演者の自覚だけは消えてほしくない。

最終更新:9月20日(火)17時22分

夕刊フジ