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点取り屋 意気込む 遠藤純選手(白河出身) U-17サッカー女子W杯

福島民報 9月20日(火)10時3分配信

 日本を2連覇に導きたい-。30日にヨルダンで開幕するサッカーのU-17(17歳以下)女子ワールドカップ(W杯)で、前回大会を制した日本代表に選ばれた福島県白河市出身のFW遠藤純選手(16)=JFAアカデミー福島、ふたば未来学園高1年=は20日から3日間、静岡県内で最終合宿に臨む。積極的なプレーが持ち味の点取り屋は「先発メンバー入りし、良い結果を残して古里に明るい話題を届けたい」と意気込んでいる。

 父淳さん(51)が白河市の少年サッカーチーム「Vamos福島ホワイトリバーFC」の監督を務めていた影響で小学校入学前からサッカーを始めた。
 「もっとサッカーがうまくなりたい」。きょうだいや友人と練習に励み、各種大会に出場するたびに思いは強くなった。しかし、小学6年生の時に東京電力福島第一原発事故が発生。当時は屋外で十分な練習ができず、体育館を借りる日もあった。技術向上とより良い練習環境を求め、小学校卒業後は親元を離れ、静岡県御殿場市に移転しているJFAアカデミー福島の門をたたいた。
 全国から同じ目標を持って集まった仲間とともに着実に力を付け、平成27年2月に初めてU-16日本代表メンバーに選ばれた。同年11月、中国で開かれたW杯予選に当たるアジア選手権に出場し、3得点を挙げるなどしてチームの準優勝とW杯出場決定に貢献した。
 日本代表になるにはプレーの積極性が必要-。再び日の丸を背負い、W杯に出場するため結果にこだわった。今年7月に中国で行われたカナダとの親善試合では後半から途中出場。残り14分間でハットトリックを達成し、存在感を強くアピールした。
 初めてのW杯出場が決まり、「代表に選ばれた以上は今までの経験を生かし、得点を積み重ねチームに貢献したい」と誓う。W杯初戦からの先発出場を当面の目標にし、練習に汗を流す。
 日本は平成26年の前回大会で、高倉麻子監督(福島市出身、現女子日本代表監督)が指揮を執り、初優勝した。「将来は高倉監督率いるなでしこジャパンのメンバーとしても活躍したい」と先を見据えている。

福島民報社

最終更新:9月20日(火)11時0分

福島民報