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DeNA初CS“セ界一の鯉キラー”D1・今永で決めた!

サンケイスポーツ 9月20日(火)7時0分配信

 (セ・リーグ、DeNA3-1広島、25回戦、広島13勝12敗、19日、横浜)球団初のクライマックスシリーズ(CS)進出は、新人左腕が導いた。先発のドラフト1位・今永昇太投手(23)=駒大=が6回2/3を投げ、3安打1失点で8勝目(8敗)を挙げた。今季20試合以上に登板している先発投手の中では、リーグトップとなる対広島の防御率1.65をマーク。CSの切り札として、存在感を発揮した。

 横浜の空を覆う厚い雲も関係なかった。今永は、CS進出を決めた試合でお立ち台に上がり、喜びを爆発させた。

 「本当に今までとは全く違う試合だった。勝ててホッとしています。すごく緊張したけど、何とか勝ちたいと思って投げた。本当に横浜ファンの声援は最高でーす!」

 初の中5日で臨んだ、セ・リーグ王者との一戦。一回一死から菊池と丸の「キクマルコンビ」を連続三振に斬り、二回二死一、二塁の場面では磯村をこの日最速の148キロの直球で空振り三振に仕留めるなど、序盤からアクセルを全開にした。6回2/3で8奪三振。105球を投げ抜いた。

 雨に強い“雨男”だ。先発で2勝を挙げた最近4試合中3試合が雨。今永は「要因はわからないけど、雨の方が球質がよかったり、体の状態がいいんですよね」と苦笑いする。

 CSに向け、頼もしい“広島キラー”でもある。「僕自身、心では広島が苦手なんです。足を使うし、一発のあるバッターもいる。鈴木誠也みたいに粘っこいバッターもいる」というが、対広島の防御率1・65は今季20試合以上に登板している先発投手の中ではリーグトップ。プロ初勝利を含む3勝(1敗)が広島戦。リーグ最多の670得点を誇る強力打線を手玉に取っている。

 巨人を倒せば、10月12日に始まるCSファイナルステージで広島と激突する。そこでの活躍を期待させる好投にも、今永は「広島どうこうよりも、次の試合」と冷静に足元を見つめた。今季の本拠地開幕戦(3月29日、巨人戦)に先発した新人左腕が、再びハマスタの大舞台で輝きを放った。

最終更新:9月20日(火)8時4分

サンケイスポーツ

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