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日本ハム栗山っ子で80勝 12年V時の控えが成長

日刊スポーツ 9月20日(火)7時59分配信

<日本ハム3-1ロッテ>◇19日◇札幌ドーム

 日本ハムが3連勝で、首位ソフトバンクにゲーム差なしの勝率3厘差に詰め寄った。1回に西川遥輝内野手(24)の好走塁と大谷翔平投手(22)の犠飛で先制すると、4回には中島卓也内野手(25)が中前2点適時打で突き放した。前回優勝した12年は控えだった“栗山チルドレン”たちの活躍で、栗山監督就任後初の80勝に到達。貯金は54年ぶりに「29」まで膨らんだ。あす21日から敵地で今季最後の直接対決2連戦(ヤフオクドーム)に挑む。

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 背番号と積み上げた勝ち星が同じ数になった。貯金は1962年以来となる「29」まで膨らんだ。「あぁ、水原(茂)さんのときだ」。尊敬する先人が指揮した東映時代に並んだ。だが栗山監督が感慨に浸ったのは一瞬だ。「勝ち星の数ではない。相手に勝つためにやっている」。首位ソフトバンクが引き分けたため、ゲーム差はなくなった。残り9試合。勝率3厘差まで迫った。

 チルドレンたちが歴史を塗り替えていく。初回、中前打で出塁した西川は、続く近藤の3球目に二盗に成功。直後の右飛で三塁に進むと、大谷の浅い左邪飛で快足を飛ばして先制のホームを踏んだ。「捕球体勢も見たのでセーフになると思いました」。4回は1死二、三塁で中島が中前2点適時打。前回優勝した12年にはレギュラーではなく、ただ先輩についていった2人と、まだ高校生だった大谷。中島は「(優勝争いの緊迫感は)苦しいですけど、勝ちたい思いが強いです」。日々重圧と闘い、充実感と経験を手にしている。

 栗山監督は昨季終盤、盗塁王のタイトルがかかっていた西川を2軍に降格させた。就任当初から高い能力を認めていた男への愛のムチだった。西川は変わった。すべてを変えた。打撃フォーム、構え、トップの位置。さらに打席の立ち位置も捕手寄りに変更した。「後ろ(捕手寄り)に立つとラインが視界に入るから嫌」と言い続け、智弁和歌山のときから持ってきたこだわり。それさえ、捨てた。「2年も3年も結果が出なかったら、変えるしかないですよ」。リーグ2位の打率3割1分7厘、この日で41試合連続出塁と不動のトップバッターに成長した。

 さあ天王山だ。栗山監督は「ここまできたら、魂だと思う」と言った。2連覇中の王者に、フレッシュなソウルをぶつける。【本間翼】

最終更新:9月20日(火)8時44分

日刊スポーツ

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