ここから本文です

<五輪>土性沙羅選手「東京で連覇を」松阪で凱旋パレード

毎日新聞 9月20日(火)10時38分配信

 リオデジャネイロ五輪のレスリング女子69キロ級で金メダルを獲得した三重県松阪市高町出身の土性沙羅選手(21)=至学館大4年=の凱旋(がいせん)パレードが19日、同市で行われた。沿道には1万5000人が集まり、両手を振って笑顔で応える金メダリストに祝福と感謝の声を浴びせた。土性選手にはこの日、同市初の市民栄誉賞が贈られた。土性選手は「4年後の東京で2連覇を果たしたい」と意欲を示した。【橋本明】

【終了間際、逆転勝ちで歓喜の金】

 金メダルを胸に掛けた土性選手がオープンカーに乗り込み、同市日野町を出発。「金メダル獲得おめでとう」の横断幕を先頭に、県立松阪工業高校のマーチングバントの演奏で市役所までの約1キロをパレードした。

 市役所前の特設ステージでは同級生の野田千絵さんら4人が土性選手に花束を贈呈。応援実行委員長の谷川憲三・松阪商工会議所会頭らが、五輪決勝戦残り30秒で決めた逆転タックルの偉業をたたえた。

 母校の同市立鎌田中学校では「金メダルを祝う会」が開かれた。冒頭、決勝戦の模様が上映され、感動の瞬間を再び味わい、大きな拍手とともに土性選手が入場。関係者と一緒にくす玉を割った。

 竹上真人市長が市民栄誉賞を授与。母校の第四小学校の子どもたち、鎌田中学校生徒や同級生らから記念品が手渡されたほか、協賛企業24社からも記念品がプレゼントされた。土性選手は「応援してもらった皆さんのおかげで、小さい頃からの夢が実現できた」と地元の人たちに謝意を述べた。

 質疑応答もあり「苦しい時はどう対処したのか」との質問に、土性選手は「成績が上がらず悩んだこともある。そんな時は頑張る仲間の姿が勇気を与えてくれた。どんな時も夢を持ち続けることが大切」と答えた。

最終更新:9月20日(火)11時10分

毎日新聞