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虎・岩貞、“新Gキラー”襲名星!規定投球回プロ3年目で初クリア

サンケイスポーツ 9月20日(火)7時0分配信

 (セ・リーグ、阪神4-1巨人、23回戦、巨人15勝7敗1分、19日、甲子園)曇り空をスカッと吹き飛ばすような、爽快なピッチングだった。岩貞が今季、本拠地で苦しめられた巨人打線を抑えて、8勝目。お立ち台でスタンドを見渡して、胸が熱くなった。

 「まだ(甲子園で)巨人に勝てていなかったので『絶対に勝つ』という気持ちでした」

 一回から思い切りよく腕を振って、飛ばした。二回には阿部、村田、ギャレットを連続三振。三回には2本の二塁打、六回には先頭の吉川に四球を出したが、どちらも落ち着いて後続を抑えて得点させなかった。七回に村田にソロを浴びたものの、8回122球を投げきるまで、キレもテンポも落ちなかった。

 「4点のリードがあったので、ストライク先行でいけました。野手の方には感謝しています」

 8回5安打1失点、7奪三振。これで4日のDeNA戦(甲子園)から自身3連勝だ。今季、巨人戦は3試合に登板して2勝0敗。防御率は驚きの0・75。24回を投げてわずか2失点。能見に続く、新Gキラー襲名だ。

 この日、プロ3年目にして規定投球回を初めてクリアした。「先発している以上は達成しないといけない数字。残りの試合も全力でやっていきたい」とさらなる奮起を誓う。金本監督も「全部よかったんじゃないですかね。安心してみていました」と信頼を強調し、来季はローテの柱に「なってもらわないとね」と大きな期待をかけた。

 登場曲は平井大の「ドリーム」。南国をテーマに活動を続けるミュージシャンで「大学時代(横浜商大)に江ノ島へ行ったとき、初めて聞きました。雰囲気がよくて、気に入っています」。♪大丈夫、きっとうまくいくはずだから…。6月3日の西武戦(甲子園)から7試合連続で勝ち星がつかない不振もあった。それでもこの曲を、ファンの声援を胸に1年間、ローテを守り通してきた。

 「応援してくれるファンのためにも、全力でプレーします」

 雨だったのに、Bクラス確定なのに、4万6415人もが声援を送ってくれた。来季はもっともっと喜ばせたい。岩貞の瞳に強い決意が宿った。

最終更新:9月20日(火)7時0分

サンケイスポーツ

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