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“G”獄甲子園若虎で脱出や!金本監督「スカッとしてくれましたかね?」

サンケイスポーツ 9月20日(火)7時0分配信

 (セ・リーグ、阪神4-1巨人、23回戦、巨人15勝7敗1分、19日、甲子園)ハイタッチを終えてベンチ前に並んだ金本監督が、4万6415人へ帽子をとった。勝利の儀式。やっとできた-。聖地での伝統の一戦、実に11試合目だった。

 「そうですね。まあ…。ちょっと長かったですけどね。スカッとしてくれましたかね?」

 試合後の会見場。「ファンがスカッとする試合では?」と問われ、申し訳なさそうな笑顔を見せた。ここまで甲子園でG戦9敗1分け。球団ワーストの屈辱を「何回も聞いていますが」というほど質問されてきた。

 今月6日からの3連戦前には「それは絶対にあきまへん」と必勝を誓ったが、3連敗。試合後には「(その質問は)毎度、もうええやろ」といらだちを隠せなかった。阪神ファンが、どれだけG倒を望んでいるか。現役時代から身をもって感じ、燃えてきた。だからこそ、悔しかった。

 思えば3月6日の甲子園。オープン戦とはいえ就任後初の巨人戦を前に「きょうは勝ちにいこうぜ」と選手へ異例のハッパをかけ、快勝した。あれから6カ月…。苦しんだ末の初勝利をもたらしたのは、金本魂を注ぎ込む若虎たちだった。

 高山が先制弾。二回は板山が適時打を放ち、岩貞の犠打でなおも二死二、三塁。ここで北條が高木の143キロを叩き、左中間へ2点二塁打だ。

 「勝てたことが一番。岩貞さんもいい投球をしていたし、序盤に点をとれたのはよかったです」

 7戦連続安打。指揮官の“100安打指令”にあと3となった22歳は「残り試合、1本でも多く打てるように。1打席も無駄にしないようにしたいです」と力強い。遊撃手としても覚醒しつつあるまな弟子に、指揮官は「あれ(2点)でかなり主導権を握れたなと」と目を細めた。

 やっと留飲を下げた。ただ、Bクラス確定後というのも事実。来季こそ本当にファンをスカッとさせる。そのためにも今が大事だ。「とにかくもう、目先の試合を勝てるようにがんばります」と将。甲子園でのG戦は残り2つ。“消化試合”ではない熱き戦いが、来季の虎を強くする。

最終更新:9月20日(火)7時0分

サンケイスポーツ

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。