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道の駅にヤングカレッジ 国見町、人材育て活性化へ

福島民報 9/20(火) 11:35配信

 福島県国見町は町内に来春、オープンする道の駅「あつかしの郷」に、高校生以上の若者が社会人としてのマナーや受験勉強法などを幅広く学ぶ「ヤングカレッジ(仮称)」を開校する。企業経営者、知名度の高い教育関係者らが講師となり、古里の未来を担う発想豊かな人材を育てる。学習塾を併せて運営し、高校生の学力向上を目指す構想もある。町の活性化の拠点となる新施設に若い世代を呼び込み、にぎわい創出につなげる。
 ヤングカレッジの対象は町内の高校生以上の若者で、社会人、大学生、専門学校生らに参加を呼び掛ける。道の駅の研修室を会場に継続して開催する方針で、来年度中のスタートを目標とする。費用は町が負担する。
 運営は受講者に任せる。「社会人としてのマナーを身につけたい」「効果的な勉強法を教えてほしい」「町の歴史を勉強しよう」など講義内容について希望を出し合い、テーマに合った講師を招く。企画立案を任せることで、若者の自主性を育む。
 町は8月、町内の高校生や大学生約70人を集め、ヤングカレッジ開校に向けて意見交換した。受講に前向きな意見が複数出たため、構想が一気に具体化した。11月と来年1月にも同様の会合を開き、講義内容や講師について協議する。
 一方、学習塾は大学進学を目指す高校生の学力の底上げを図る。ヤングカレッジと同様に道の駅の研修室を教室に活用する案が浮上しており今後、講師の人選を進める。
 太田久雄町長は「町の将来を担う若者を育てるのは未来への投資でもある。国見で育った人材がいつか、古里に恩返ししたいと思うようになればうれしい」と期待している。

■道の駅「あつかしの郷」 来春オープン

 道の駅「あつかしの郷」は来年春、国見町藤田の4号国道沿いにオープンする予定だ。町内産のモモや米といった農産物に加え、国見バーガーなど特産品を販売する。宿泊施設、カフェ、レストラン、研修室なども備える。

福島民報社

最終更新:9/20(火) 13:28

福島民報