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ギリシャで難民同士が衝突、キャンプに放火 4千人避難

朝日新聞デジタル 9月20日(火)11時42分配信

 ギリシャ東部レスボス島のモリア難民キャンプで19日夜、火災があり、多くのテントが焼失した。滞在する難民・移民ら約4千人が避難したが、負傷者は報告されていない。AFP通信などが伝えた。

 アテネ通信によると、同キャンプでは19日夕、難民らのグループ間の衝突があり、何人かがキャンプに放火する騒ぎがあった。その前には、難民らのトルコへの送還が大規模に行われるとのうわさがたち、デモ行進のために島中心部へ向かおうとした人たちが警察に阻止されたという。

 欧州連合(EU)とトルコは3月、トルコからギリシャに密航した難民・移民を原則トルコへ送還することで合意。ギリシャ東部の島々には難民申請を希望する人や、審査で受理しないと決まった人ら約1万3500人が留め置かれている。住民らとの摩擦も顕在化しており、レスボス島では19日、地元住民ら約500人がキャンプの撤去などを求めて抗議デモを行った。(ローマ=山尾有紀恵)

朝日新聞社

最終更新:9月20日(火)12時12分

朝日新聞デジタル