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ロンドンの韓国人観光客(2)

中央日報日本語版 9月20日(火)13時13分配信

韓国人はロンドンの市場を訪れ奇抜なボディーランゲージやいくつかの文章を書き付けた手帳を見せておみやげ品を値切ったりした。若い夫婦も新婚旅行でロンドンを訪れた。彼らは安らかに見えるペアのTシャツを着て並んで立ち観光名所を背景に固い表情でカメラを見つめた。絶対に手を握ったり笑ったりしなかった。英国では新婚旅行が楽しくなければならないと考えるので私たちは韓国の新婚夫婦が本当に楽しいのかわからなかった。

韓国人はグループを離れるとすぐに当然英国にはロンドンだけがあるのではないということを発見した。時々散歩に出ると、私は登山服を完璧に着こなした韓国人と出会う。彼らは必要な言葉が書かれた紙を数枚持って英国の山を堂々と歩く。「この周辺にパブはありますか」のような雑談から、いつも天気に対して討論する英国人の強迫観念を反映したように「日光が美しくありません」「雨が降りそうですか」のような言葉まで書かれている。韓国人は英語を流暢に話せないことは大きな問題ではないということも学んだ。ロンドンには特に英語が不完全な人が多く、あなたが英語で失敗してもだれも気にしない。多分大部分は気付きもしないだろう。

この夏も英国は韓国人でぎっしり埋まった。韓国の蒸し暑さから逃げてきたのかもしれないし、ポンドが下がったのに引きつけられたのかもしれない。彼らはどこにでもいる。若い韓国人はユースホステルに、年配の韓国人は商店に、学究的な韓国人は劇場にいる。何人かは演劇の流れを理解するためにシェークスピアの本を劇場まで持ってきたりもする。この夏初めに英国東部の片田舎ノーフォークで休暇を過ごした私は、朝早くから海に沿って歩いていた。がらんと空いている浜辺では若いカップルが座って静かに話していた。近付いた時に私は彼らが韓国語で話しているのに気付いた。

昨年欧州で最も盛大なロンドン・ノッティング・ヒル・カーニバルで日本人観光客を見た。彼らは多くの人たちがおかしな服を着て体を揺さぶって市街を行進するのを戸惑ったようすで眺めていた。彼らは騒々しい音楽を遮断しようと耳をふさいだ。彼らの1人は動じることなくガイドブックを読み、正確に何をしなければならないのか探そうと努めていた。

その時私の後から韓国語で話すカップル2組がいることに気付いた。彼らは少しの間相談すると近所の店に消えた。そしてウォッカのボトルを持ってくるとみんなでごくごくと飲んだ。彼らはガイドブックを開いて見る必要もなくなにが起きているのかすぐに理解した。彼らはパレードの後から音楽に合わせて踊った。1人の男性は蝶の衣装を着た黒人女性と肩を組んで写真を撮った。今年の同じ行事で見た韓国人はパレードについて行くのではなく行列の中間で参加していた。私はカーニバルの衣装まで着ている若い韓国女性を見て、いったいあれをどこで手に入れたのか気になった。彼らがとても素敵な時間を過ごしただろうことを願う。(中央SUNDAY第497号)

ジョン・エバラード元駐北朝鮮英国大使

最終更新:9月20日(火)13時13分

中央日報日本語版

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。