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干物店強盗殺人事件、被告は無罪主張 「殺していない」

朝日新聞デジタル 9月20日(火)12時12分配信

 静岡県伊東市の干物店の業務用冷蔵庫内で2012年12月、社長ら2人の遺体が見つかった事件で、強盗殺人罪に問われた同店元従業員の肥田公明被告(64)=同市大原3丁目=の裁判員裁判が20日、静岡地裁沼津支部(斎藤千恵裁判長)で始まった。肥田被告は「お金も取っていないし、2人を殺してもいない」と起訴内容を否認し、無罪を主張した。

 起訴状などによると、肥田被告は12年12月18日夜、伊東市八幡野の「八八ひもの」に侵入。社長の清水高子さん(当時59)と従業員の小淵慶五郎さん(同71)=いずれも同市=の首を刃物で突き刺すなどして殺害し、売上金など約40万円を奪ったとされる。翌朝、出勤した従業員が2人の遺体を見つけた。

 検察側は冒頭陳述で、被告には借金があり、動機があるなどと指摘。被告の着衣や車内に清水さんのものとみられる血液が付着していた、と明らかにした。弁護側は「目撃者はなく、凶器も発見されていない。直接証拠は何もない」と主張した。

朝日新聞社

最終更新:9月20日(火)13時35分

朝日新聞デジタル