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今買うべきオススメのモバイルバッテリーはコレだ!

アスキー 9月20日(火)11時0分配信

「ポケモンGO」などバッテリー消費が厳しいゲームで必須なのがモバイルバッテリーだが、製品数が多くどれを買えばいいか悩みがち。バッテリー選びのポイントをチェックしよう。
 「ポケモンGO」などバッテリー消費量が多いスマホアプリを利用する際、いちばんの悩みの種がスマホのバッテリー切れだ。スマホを操作し続けていると「帰る前にスマホのバッテリーが切れた!」という経験をしたユーザーも多いはず。
 
 そこでオススメの定番アイテムが「モバイルバッテリー」だ。スマホ数台ぶんのバッテリーを搭載した充電器で、外出時など好きなときにスマホをつないで充電できる。「ポケモンGO」でバッテリー切れに困っているユーザーはもちろん、旅行や出張が多いユーザーにも便利なアイテムだ。
 

 便利なモバイルバッテリーだが、7月のポケモンGO開始以降は前年比2.5倍(GfKジャパン調べ)の売れ行きで、店頭やオンラインショップでは人気製品の在庫が尽きるなど、今も“ポケモン特需”と呼ばれる現象が続いている。
 
 特集の1回目では、買って後悔しないオススメのモバイルバッテリーと、その選びかたを紹介する。2回目と3回目では「ソーラー発電でポケモンGOを無限に遊ぶ」方法や今冬のUSB Type-C(USB-C)やQuick Charge 3.0など最新の充電機能といった面も検証していく。
 
後悔しないモバイルバッテリーの選び方
 モバイルバッテリーは内部に大容量のバッテリーと、スマホなどUSB機器の充電用ポートを搭載したアイテムだ。基本的な使い方だが、外出中ではモバイルバッテリーからスマホを充電する。モバイルバッテリーの容量が少なくなったら、自宅のスマホ向け充電器から充電する。基本的にはそれだけだ。
 
 実際に店頭やオンラインショップでモバイルバッテリーを探してみると、似たような製品が数多く並んでいる。だが、これらはすべてバッテリー容量だけでなく充電速度や使い勝手に違いがある。
 
 今回は最初に購入時の目安となる容量や重さ、性能の読み方をカンタンに解説したうえで、オススメのモバイルバッテリーを紹介する。性能の詳細な読み方は第2回で紹介するので、そちらを確認してほしい。
 
モバイルバッテリーは容量と重量で選ぶ
 モバイルバッテリーの外箱や製品紹介でいちばん目立つのが「10000mAh」や「5000mAh」といった容量だ。大容量なほどスマホを何度もフル充電できるが、その代わりに大きく重くなるというデメリットもある。自分の使い方に見合った容量と重さの製品を選ぼう。
 
 毎日の通勤や通学で1回ぶん充電するなら、3000mAh~5000mAhモデルがオススメだ。80~120g程度と軽く、カバンに入れてもあまり重さを感じない。
 
 旅行や出張などの長距離移動や、複数のモバイル機器を持ち歩く人は10000mAhクラスがオススメだ。スマホを2~3回フル充電できるほか、製品によっては複数のモバイル機器をまとめて充電できる。重さは200g前後と、スマホ1台ぶんよりやや重たい程度だ。
 
 なお、表をよく見ると3000mAhバッテリーなのに、3000mAhバッテリーのAndroidスマホを1回ぶん充電できないことに気づくはず。これは、充電時にどうしても発生する電力ロスの影響だ。
 
出力と入力の数値もチェック 5V/1.8A以上がオススメ
 容量の次に、スマホの充電速度を決める「出力」と、モバイルバッテリー自体の充電速度を決める「入力」の数字も見ておこう。なるべく両方とも5V/1.8A以上の製品を選んでおきたい。出力と入力が5V/1Aの製品だと、条件にもよるがスマホやモバイルバッテリーの充電時間が約30~40%ほど長くなるからだ。
 
 これから紹介するオススメのモバイルバッテリーのうち、5000mAh以上の製品はすべて「出力」と「入力」ともに5V/1.8A以上のものをチョイスしている。さらに、iPhoneやAndroidスマホをより速く充電できる自動判別機能や、対応Androidスマホをより急速充電できる“Quick Charge 3.0”対応製品も選んだ。このあたりの詳しい最新充電規格は次回詳しく解説する。
 
自宅のコンセントにつなぐ2ポートUSB充電器も用意しよう
 外出先でスマホを充電するモバイルバッテリーだが、容量がなくなったらPCなどUSBポートをもつ機器や、自宅のスマホ向けUSB充電器からの充電が必要だ。だが、自宅のスマホ向けUSB充電器は同時に1台の機器しか充電できない。そのうえ、ほとんどのモバイルバッテリーはUSB充電器にモバイルバッテリーを繋ぎ、さらにスマホを繋ぐと故障の原因となる。
 
 そこで便利なのが、2ポート以上の端子を搭載したUSB充電器だ。自宅にひとつあれば、スマホやモバイルバッテリーに加えてほかのUSB充電対応機器をまとめて充電できる。携帯型から自宅向けなどいくつか種類があるので、モバイルバッテリー紹介の後にいくつかの製品を紹介する。
 
■オススメの3000mAhクラスバッテリー■
(iPhoneを約1回フル充電可能)
 コンパクトかつ軽量で、気軽に持ち歩けるのが魅力だ。通勤や通学時の帰宅時にバッテリー残量がギリギリ足りなくなるユーザーや、ふだんは使わないが緊急用にモバイルバッテリーを持ち歩きたいといったユーザーにオススメ。コンパクトなぶん、入力と出力は5V/1A前後と控えめだ。
 
 cheeroの「Power Plus 3 stick」は70gと軽量で充電ボタンが押しやすく、LEDの残量表示は25%刻みでわかりやすい。樹脂ケースだが梨地ふうで質感も良い。
 
Power Plus 3 Stick
メーカー
cheero
容量
3350mAh
出力
5V/1A
入力
5V/1.3A
サイズ
24×24×101mm
重量
約70g
実売価格
1580円前後
 Ankerの「PowerCore+ mini」は本体がコンパクトで、携帯用のメッシュケースが付属する。重量は80gで、バッテリー残量はLEDの色で確認できるが100~50%まで緑表示とややおおざっぱ。金属製のケースは高級感がある。使い勝手ならcheeroだが、本体サイズを重視する場合や便利な付属ケースが欲しいならAnkerがオススメだ。
 
PowerCore+ mini
メーカー
Anker
容量
3350mAh
出力
5V/1A
入力
5V/1A
サイズ
23×23×95mm
重量
約80g
実売価格
1800円前後
■オススメの5000mAhクラスバッテリー■
(Androidスマホを約1回フル充電できる)
 Androidスマホや「iPhone 7 Plus」「iPhone 6s Plus」などの大画面スマホといっしょに使うなら5000mAhクラスがオススメ。紹介する製品は出力と入力性能ともに5V/1.8A以上あり、iPhoneやAndroidスマホを素早く充電できる。
 
 cheeroの「Power Plus 3 mini 5200mAh」は低価格かつシンプルなデザインと押しやすい充電ボタンが魅力だ。ほとんどのユーザーは、これが1台あれば快適に利用できるはず。
 
Power Plus 3 mini 5200mAh
メーカー
cheero
容量
5200mAh
出力
5V/2.1A
入力
5V/2A
サイズ
43×23×92mm
重量
約128g
実売価格
1480円前後
 「Grip 4」は小型かつ2台の機器を同時に充電できる。スマホのほかにもう1台、Bluetoothヘッドフォンやデジカメ、ポータブルゲーム機などUSB充電対応の機器を持ち歩いているユーザーに便利なアイテムだ。LEDライトも内蔵する。外装は樹脂製だが皮っぽい質感を上手く再現しており、ピンクやミントブルーのモデルも用意。IT機器っぽくないモバイルバッテリーが欲しいユーザーにもオススメ。
 
Grip 4
メーカー
cheero
容量
5200mAh
出力
合計5V/2.4A(2ポート)
入力
5V/2A
サイズ
45×23×99mm
重量
約125g
実売価格
2280円前後
初心者にオススメの充電器兼用モバイルバッテリー
 ユニークな5000mAhクラスバッテリーとしては、コンセントから直接充電するUSB充電器とモバイルバッテリーがいっしょになった製品がある。
 
 パナソニックの「QE-AL201」は、外出先では5000mAhのモバイルバッテリーとして使えるのはもちろん、自宅などのコンセントで充電する際には、先にUSBポートに接続したスマホやUSB機器を充電したあと、内蔵のモバイルバッテリーを充電してくれる。
 
 一般的なモバイルバッテリーとは異なり、スマホをつないだままコンセントで充電しても何の問題もない。その代わり、一般的なモバイルバッテリーと比べるとサイズが大きく、出力も2ポート合計1.8Aとやや物足りない。とはいえ、直感的に使いやすく使用上の注意が少ないのは利点だ。バッテリー充電回数も2500回と、一般的な500回のモデルと比べて5倍と寿命が長い。
 
QE-AL201
メーカー
パナソニック
容量
5000mAh
出力
合計5V/1.8A(2ポート)
入力
コンセントから充電(AC100~240V)
サイズ
78×24×93mm
重量
約195g
実売価格
4800円前後
 容量3760mAhでコンパクト、充電回数が約1600回の「QE-AL202」もラインアップ。旅行や出張が多いユーザーや、スマホ初心者へのプレゼントにもオススメだ。
 
QE-AL202
メーカー
パナソニック
容量
3760mAh
出力
合計5V/1.8A(2ポート)
入力
コンセントから充電(AC100~240V)
サイズ
66×20×128mm
重量
約175g
実売価格
4500円前後
■オススメの10000mAhクラスクラスバッテリー■
(スマホを2回以上フル充電できる)
 このクラスは軽量化と高機能化の激戦区だ。そこそこ容量があるのでスマホを2回以上フル充電したり、タブレットの充電にも向いている。また、2ポートで2台のスマホを充電したり、ほかのモバイル機器をまとめて充電したいユーザーにも最適だ。
 
 軽さを求めるならTECの「TMB-9KS」がオススメ。9000mAhだがこのクラスでは軽量かつ薄型なので、スマホといっしょに持ち歩いて充電しやすい。合計5V/2.1Aと出力は控えめだが、2台の機器を同時に充電できる。
 
TMB-9KS
メーカー
TEC
容量
9000mAh
出力
合計5V/2.1A(2ポート)
入力
5V/2.1A
サイズ
54×12×143mm
重量
約66g
実売価格
3650円前後
 低価格かつ無難なモデルが欲しいならcheero「Power Plus 3 10050mAh」だ。合計5V/2.4Aの2ポート搭載で、iPhoneやAndroidスマホを問わず最適な出力で充電できる。バリエーションとして“ダンボー”デザインの「Power Plus 10050mAh DANBOARD version」もある。こちらは実売3650円前後とやや高いが、出力が合計5V/3.4Aと高い。かわいさや機能を求めるならこちらを選んでもいいだろう。
 
Power Plus 3 10050mAh
メーカー
cheero
容量
10050mAh
出力
合計5V/2.4A(2ポート)
入力
5V/2A
サイズ
62×23×92mm
重量
約192g
実売価格
2480円前後
 Quick Charge 2.0や3.0に対応したAndroidスマホを持っているなら、Anker「PowerCore 10000 Quick Charge 3.0」を選択肢に入れたい。対応スマホ「Xperia X Performance」を充電したところ、残量0%の状態から1時間で70%まで急速充電できた。対応スマホこそ限られるが、とにかく速く充電したいユーザーにオススメだ。
 
PowerCore 10000 Quick Charge 3.0
メーカー
Anker
容量
10000mAh
出力
Quick Charge 3.0(5V/3A~12V/1.5A)
入力
5V/2A
サイズ
60×22×92mm
重量
約188g
実売価格
2900円前後
■オススメの20000mAhクラスクラスバッテリー■
(スマホを5回以上フル充電できる)
 このクラスのモバイルバッテリーになると、ノートPC用や業務用大型バッテリーの範疇に入ってくるが、Ankerからはスマホ向けの小型モバイルバッテリーが発売されている。
 
 「PowerCore+ 26800 & PowerPort+ 1」は26800mAhととにかく大容量なうえ、iPhoneやAndroidスマホなどを判別して最適な充電が可能な2ポートと、対応Androidスマホを急速充電できるQuick Charge 2.0対応ポートを搭載。ほとんどのスマホを最も高速な方法で充電できる。重量は590gと500mlペットボトルより重いが、アウトドア用途など数日間スマホを充電できる環境から離れる際に持ち歩くと便利な製品だ。
 
 また、26800mAhの大容量だとバッテリー自体を充電するのに入力が5V/2Aでも10時間以上かかるのだが、入力ポートにも急速充電のQuick Charge 2.0を採用することで8~9時間での充電を実現している。また、Quick Charge 3.0対応USB充電器が付属するため、Quick Charge対応充電器を持ってないユーザーでも快適に利用できる。
 
PowerCore+ 26800&PowerPort+ 1
メーカー
Anker
容量
26800mAh
出力
合計計5V/3A(2ポート)+Quick Charge 2.0(5V/2.4A~12V/1.5A)
入力
5V/2A/Quick Charge 2.0(9V/2A)
サイズ
80×24×180mm
重量
約590g
実売価格
8900円前後
■オススメのマルチポートUSB充電器と充電ケーブル■
 最後に、自宅や外出先でスマホとモバイルバッテリーを同時に充電するとき便利な、複数のUSBポートを搭載した充電器を紹介しよう。携帯に便利なコンパクトモデルから、5つ以上のUSBポートを搭載したものもある。目的に応じて便利なものを用意しておこう。
 
 グリーンハウスの「GH-ACU2D」シリーズはコンパクトサイズの2ポート充電器。コンセントプラグの収納も可能。自宅での利用はもちろん、旅行や出張時の持ち歩きにも便利なアイテムだ。
 
GH-ACU2Dシリーズ
メーカー
グリーンハウス
出力
合計5V/2.4A(2ポート)
サイズ
63×35×32mm
重量
約38g
実売価格
1750円前後
 AUKEYの「スマホUSB充電器 ACアダプター 43.5W 3ポート」はAmazonマーケットプレイスのAUKEY JAPANを中心に販売されている充電器。PSEを取得しており国内での利用は問題ない。ただし、購入後のサポートはWebフォーム中心と初心者にはオススメしづらい面も。製品としてはコンパクトかつ110gと軽量で、Quick Charge 3.0を含む3ポート充電対応。今のところ、このサイズと軽さとスペックでほかに並ぶ製品はない。ヘビーモバイラー向けのアイテムだ。
 
スマホUSB充電器ACアダプター43.5W 3ポート
メーカー
AUKEY
出力
合計5V/4.8A(2ポート)+QuickCharge 3.0(19.5W)
サイズ
70×48×26mm
重量
約110g
実売価格
2400円前後
 Ankerの「PowerPort 5」低価格かつ高出力で、5ポート同時に充電できるアイテム。自宅のリビングや職場のデスクにひとつ置いておくと便利だ。やや高額だがQuick Charge 3.0対応の「Anker PowerPort+ 6」(実売4000円前後)もある。
 
PowerPort 5
メーカー
Anker
出力
合計5V/8A(5ポート)
サイズ
90×57×29mm
重量
約235g
実売価格
2600円前後
 Ankerの「PowerDrive+ 2」は車のアクセサリーソケット(シガーソケット)からスマホを充電できるカーチャージャー。2ポートモデルで、両方ともハイエンドAndroidスマホを急速充電できるQuick Charge 2.0と、iPhoneなどiOS機器を最適な速度で充電できる“Power iQ”に対応。どちらのポートでも、端末を選ばず最適な速度で充電できる便利なアイテムだ。
 
PowerDrive+ 2
メーカー
Anker
出力
合計5V/2.4A(2ポート)
実売価格
1700円前後
 cheeroの「2in1 Retractable USB Cable with Lightning & micro USBケーブル」は、1本でiPhone用のLightningケーブルと、Androidスマホ向けのmicroUSBケーブルのどちらにも利用できるアイテム。ふだんはiPhoneを使っているが、時々モバイルバッテリーでmicroUSB端子搭載のデジカメやゲーム機などを充電する際や、モバイルバッテリーで友人のスマホを充電する際などに重宝する。
 
2in1 Retractable USB Cablewith Lightning & micro USB
メーカー
cheero
サイズ
118×40×21mm(巻き取り時)
重量
約30g
実売価格
1280円前後
文● 島徹 編集●南田ゴウ

最終更新:9月22日(木)11時6分

アスキー