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<マツダ社員殺害>事件当日、百数十万円引き出し

毎日新聞 9月20日(火)11時33分配信

 自動車メーカー「マツダ」の社員寮(広島市南区)で社員の菅野恭平さん(19)が殺害された事件で、菅野さんが事件当日、現金自動受払機(ATM)から現金百数十万円を引き出していたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。現金の行方が確認できておらず、広島県警広島南署捜査本部は、事件との関係を慎重に調べている。

 捜査本部によると、菅野さんは14日午後4時15分ごろ、寮2階の非常階段踊り場で血を流し、意識不明の状態で発見された。この約40分前、寮の住人が「ドン」という音とうめき声を聞いており、捜査本部はこの時に菅野さんが襲われ、頭を殴られたと見ている。この日は午前5時40分ごろまで近くの工場で勤務していた。

 捜査関係者によると、菅野さんはこの日、複数回にわたりATMから現金を引き出していたという。

 一方、寮の正面玄関に設置された防犯カメラを解析したところ、事件の前後に明らかな不審者は映っていなかったことも分かった。県警は、菅野さんの交友関係やトラブルの有無などの捜査も進めている。【東久保逸夫】

最終更新:9月20日(火)11時34分

毎日新聞