ここから本文です

2大学が観光学科検討 静岡県知事「人材育成急務」

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月20日(火)17時10分配信

 静岡県議会9月定例会が20日開会した。川勝平太知事は県政の諸課題に対する所信表明で、県立大(静岡市駿河区)と静岡文化芸術大(浜松市中区)が観光に関する学科の設置を検討していることを明らかにし、「今後、県としても取り組みを支援していく」と述べて観光産業をリードする人材育成を進めたい考えを示した。

 観光振興は、人口減少が影を落とす地域経済の底上げを図る分野として政府が成長戦略の柱に据えている。知事は「選ばれる観光地となるためには、国際的視野を持った『観光の頭脳づくり』が急務」と意欲を述べ、同定例会に提出した9月補正予算案に、県立大に社会人向け観光基礎講座を開設する経費を盛り込んだと説明した。観光を取り巻く環境の変化を指摘し、訪日外国人観光客の増加や体験型旅行に対する需要の拡大、地域の観光戦略を立案する組織「DMO」の進展を取り上げた。

 知事はこのほか、産業を支える人材の確保と育成の必要性に触れ、企業現場の即戦力を養成している技術専門校(沼津・清水)の短期大学校化も検討していくと述べた。

 9月定例会は10月13日まで。一般会計に43億4700万円を追加する2016年度補正予算案など26議案を審議する。

静岡新聞社

最終更新:9月20日(火)17時10分

@S[アットエス] by 静岡新聞