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【崩壊巨人】高木が走塁チョンボ…珍要請の村田ヘッドも“壊れた”

東スポWeb 9月20日(火)16時46分配信

 巨人はこんなことで2位を守りきれるのか。19日の阪神戦(甲子園)は、先発・高木勇人投手(27)が5回4失点と乱調。そればかりか信じられない走塁ミスで流れを寸断し、チームは1―4で今季甲子園初黒星を喫した。情けない敗戦で3位・DeNAに2・5差と迫られ、首脳陣は怒り心頭。村田真一ヘッドコーチ(52)も、試合前に発したばかりの“珍要請”を数時間で撤回してほえまくった。

 草野球レベルと言われても仕方がない。阪神ベンチもさぞや驚いただろう。衝撃的なミスが飛び出たのは、4点を追う3回の攻撃だった。二死から投手・高木が左越え二塁打で出塁し、巨人は初めて得点圏に走者を進めた。

 続く長野の打球は右翼線を深々と破り、まずは1点返したかに思われた…。打った長野は悠々と二塁へ到達。ところが、高木は三塁でストップしていた。アウトカウントを勘違いしていたのか、右翼手が捕球できると判断したのか、謎の帰塁動作を見せてスタートが遅れたのだ。次打者の寺内が空振り三振に倒れ、この回まさかの無得点に終わった。

 このミスで打線はリズムを崩され、反撃は村田が7回に放ったソロ一発だけに終わった。「ボールがどこにいったか分からなくなった」と説明にならない言い訳を発した高木に、由伸監督も怒りを通り越し、あきれ果てた様子。問題の走塁については「ねぇ…。僕もよくわからないんで、みなさんで取材してください」と吐き捨てた。

 指揮官はそれ以上の追及を避けたが、代わってほえたのは村田真ヘッドコーチ。「論外や!」と切り出すと、止まらなかった。実はその数時間前、試合前の村田真ヘッドは本紙を含めた報道陣に「お願いや。今後、オレのコメントは“共通語表記”にしてくれんか?」と珍要請していた。在京球団の巨人にあって、強烈な関西弁コメントが紙面を飾ることが、最近気になっていたのだという。

 その時点では「こっちも気をつけるから」と語っていた村田真ヘッドだったが、敗戦後に“壊れた”。「高木が三塁で止まった理由? そんなん、本人に聞いてくれ、理解できんわ。あんなんボーンヘッドやろ。2アウトなんやから、打ったら走るっちゅうのは、当たり前やないか。プロ野球選手としての基本やんか! そうちゃうか、オレはそう思うで」。どうにも“訂正”できないコテコテの関西弁でまくしたてると、顔を真っ赤にしてバスへ乗り込んだ。

 守備に走塁と連日ミス連発で黒星を重ね、気付けば3位DeNAとは2・5差。転落もありえる。また、逃げ切って2位でフィニッシュしたとしても、残念ながらクライマックスシリーズ(CS)初進出のDeNAとの勢いの差は歴然。10月8日に開幕するCSファーストステージも苦戦は必至だ。由伸監督はチーム立て直すことはできるのか。いよいよ笑えない状況となってきた。

最終更新:9月20日(火)16時46分

東スポWeb

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