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京銀、滋賀大と連携 ビッグデータ活用、人材育成

京都新聞 9月20日(火)22時40分配信

 京都銀行は20日、滋賀大と地方創生に関する包括的連携協定を結んだ。来春に滋賀大が国内で初めて開設するデータサイエンス学部を見据え、膨大な情報を収集・分析するビッグデータの活用や専門人材の育成などに共同で取り組む。
 同学部は、社会や企業のあらゆるデータを高度な情報技術や統計手法を用いて解析する教育課程が特色。ITを活用した次世代金融サービス「フィンテック」が業界で台頭しつつある中、京都銀は連携でデータ活用の知見を吸収し、将来のサービス開発に生かす。
 滋賀大は京都銀が持つデータを生かし、地域や企業の課題解決策などを探る。両者は今後、ビッグデータ活用の共同研究を始め、地域の医療や観光、交通分野で自治体の政策立案を支援するほか、データ処理の専門家の育成を目指す。
 この日、彦根市の滋賀大で位田隆一学長と協定を交わした京都銀の土井伸宏頭取は「金融機関は従来の預貸業務だけでなく、多様な情報提供や提案が求められている。新学部のデータ処理や分析の力に期待したい」と話した。

最終更新:9月20日(火)22時40分

京都新聞