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<福岡女児殺害>47歳被告に死刑求刑 地裁小倉支部公判

毎日新聞 9月20日(火)12時10分配信

 福岡県豊前市で昨年1月、小学5年の女児(当時10歳)を殺害したとして殺人や死体遺棄などの罪に問われた同市の内間(うちま)利幸被告(47)の裁判員裁判の論告求刑公判が20日、福岡地裁小倉支部(柴田寿宏裁判長)であった。検察側は「犯行は極めて残忍で動機は身勝手。更生を期待することもできない」として死刑を求刑した。判決は10月3日に言い渡される。

 検察側は「わいせつ目的で誘拐し、口封じのために殺害した」と動機を説明。争点となった殺意の有無については「被告は女児が騒いだため静かにさせようと首を押さえたと主張しているが、死亡する可能性が高いことは認識していた」と指摘した。さらに過去の少女に対する性犯罪歴にも言及した上で「刑務所での更生プログラムや牧師との交流、出所後の警察からの連絡など更生の条件は整っていたのに、改めようとせずに悪質性が深まった」などと主張した。

 起訴状によると、内間被告は昨年1月31日、豊前市の知人宅で女児の首を絞めて殺害した後、遺体をバッグに入れて自宅に運び遺棄したなどとされる。

 午後からは、女児の両親の代理人弁護士による最終意見陳述の他、弁護側の最終弁論と内間被告の最終意見陳述が予定されている。【浅野翔太郎】

最終更新:9月20日(火)13時1分

毎日新聞