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安保理の新決議採択目指す 対北で日米韓外相会談 資金源制限、独自制裁で連携

産経新聞 9月20日(火)7時55分配信

 【ニューヨーク=上塚真由】米国訪問中の岸田文雄外相は18日午後(日本時間19日未明)、ケリー米国務長官、韓国の尹(ユン・ビョンセ)炳世外相と3カ国外相会談をニューヨークで開いた。5回目の核実験を強行するなど、核・ミサイル開発を加速させる北朝鮮への圧力を強めることを確認。国連安全保障理事会の新たな制裁決議の採択を目指すことに加え、日米韓独自の制裁措置に向けて緊密に連携していく方針で一致した。

 3外相は約1時間にわたって北朝鮮問題を中心に議論した。会談後に共同声明を発表し、北朝鮮の挑発行為について「安保理決議を著しく無視しており、一層強力な国際的圧力が必要となっている」と強調。北朝鮮の核開発に対して「加速的で組織的、前例のない取り組みだ」と強い危機感を示した。その上で、3月に採択した安保理の制裁決議の厳格な履行や新たな決議に加えて、北朝鮮による核・ミサイル開発の資金源をさらに制限するなど、日米韓の独自の制裁措置に向けた連携も明記した。

 ケリー氏は、核抑止力を含めた防衛力の提供により「米国が日韓に対する防衛上の関与を断固として維持する」ことを改めて表明。声明では、北朝鮮による拉致問題を含む「組織的、広範かつ深刻な人権侵害」についても言及し、引き続き国際社会の関心を高めることで一致した。

 会談後、岸田外相は、中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題など海洋安全保障でも「日米韓で連携していくことで一致した」と表明。対北独自制裁については「国際社会の対応を見ながら、最も効果的なタイミングで実施したい」と述べた。日米韓外相会談は、昨年9月のニューヨーク以来約1年ぶり。

最終更新:9月20日(火)8時15分

産経新聞

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