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豊前の女児殺害、死刑を求刑 「極刑回避の理由なし」

朝日新聞デジタル 9月20日(火)13時37分配信

 福岡県豊前市で昨年1月、小学5年の女児(当時10)が殺害された事件で、殺人などの罪に問われた豊前市の土建業、内間利幸被告(47)の裁判員裁判が20日、福岡地裁小倉支部(柴田寿宏裁判長)であり、検察は「極刑を回避する理由が見当たらない」として、死刑を求刑した。

 被害者が1人の殺人事件で、死刑が求刑された例は少ない。検察側は、事件はわいせつ目的だとし、被告に性犯罪の前科があることなどから、更生の余地は乏しいと訴えた。判決は来月3日に言い渡される予定。

 問われた罪は殺人、死体遺棄、強姦(ごうかん)致死、わいせつ目的誘拐の四つ。内間被告は死体遺棄罪のみ認め、他の3罪については「殺意はなかった」などと否認している。

 起訴状などによると、内間被告は昨年1月31日午前10時ごろ、元妻の実家そばで遊びに来ていた女児を見つけ、車に乗せて誘拐。市内の民家に連れ込み、わいせつな行為をしたうえで首を圧迫して殺害し、遺体をバッグに入れて自宅に帰り、2階押し入れに遺棄したとされる。

朝日新聞社

最終更新:9月20日(火)17時47分

朝日新聞デジタル