ここから本文です

ザ・なつやすみバンド、多彩なゲストと奏でた「PHANTASIA」の世界

音楽ナタリー 9/20(火) 16:29配信

ザ・なつやすみバンドが9月17日に渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて、全国ツアー「ツアーファンタジア」の東京公演を開催した。

【この記事の関連画像をもっと見る】

ツアー3本目となったこの日の公演は、関口将史(Cello)、田島華乃(Violin)、松田“CHABE”岳二(Per)、NAPPI(Trombone)、池田若菜(Flute)、浅野達彦(G)という多彩なゲストアーティストを招いて展開された。オープニングナンバーは最新アルバム「PHANTASIA」の1曲目を飾る「ファンタジア」。中川理沙(Vo, Piano)の浮遊感のある歌声が、会場を優しく包み込み、ザ・なつやすみバンドの世界へと誘っていく。中川、MC.sirafu(Steelpan, Trumpet)、高木潤(B)、村野瑞希(Dr)は視線を交わしながら音を重ね、ゲストアーティストを交えながら豊かなアンサンブルを紡いでいく。

MC.sirafuは「レコ発は緊張する……」とぼやきながらも、「いっぱい練習しました! 聴いてください」とアピール。その言葉に続いて「Donuts」「FULL SWING !」といった「PHANTASIA」からのナンバーが披露され、楽しげな空気を作り出す。しかし、浅野とのセッションで届けられた「蛍」で雰囲気は一変。浅野の奏でる幽玄な音色と、中川の穏やかな歌声がセンチメンタルなムードを描き出した。中川は自身の祖母が亡くなったことをきっかけに生まれた楽曲について語ると、「大事なことは歌にしたいなって」と口にした。

またアンコールでは、ザ・なつやすみバンドの4人と嫁入りランドによる寸劇が繰り広げられたのち、「GRAND MASTER MEMORIES」がスタート。にぎやかで楽しいセッションにオーディエンスの顔に笑みがこぼれる。ゲストアーティスト全員を送り出したあと、中川は「私たちがこうやって続けられるのも皆さんのおかげです」と観客に感謝の思いを告げ、MC.sirafuは「今年はもうこの曲はやらないかも」と夏の終わりを告げるように「なつやすみ(終)」につなげる。そして4人は、センチメンタルな余韻を残してステージをあとにした。

なお「ツアーファンタジア」はこのあとも各所で展開され、11月23日に沖縄・Outputでファイナルを迎える。

ツアーファンタジア(※終了分は割愛)
2016年9月25日(日)福岡県 brick
2016年9月27日(火)長崎県 Cafe&Bar Last
2016年9月28日(水)熊本県 NAVARO
2016年9月30日(金)岡山県 YEBISU YA PRO
2016年10月1日(土)徳島県 EMILE
2016年10月2日(日)広島県 浄泉寺
2016年10月4日(火)兵庫県 旧グッゲンハイム邸
2016年10月15日(土)宮城県 塩竈市杉村惇美術館
2016年11月13日(日)富山県 HOTORI
2016年11月23日(水・祝)沖縄県 Output

最終更新:9/20(火) 16:29

音楽ナタリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

失うことで不完全さの中に美を見出した芸術家
画家のアリッサ・モンクスは、未知のもの、予想しえないもの、そして酷いものにでさえ、美とインスピレーションを見出します。彼女は詩的で個人的な語りで、自身が芸術家として、そして人間として成長する中で、人生、絵の具、キャンバスがどう関わりあってきたかを描きます。 [new]