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入所者虐待防止の提言書、京都府に提出 南丹の支援施設

京都新聞 9月20日(火)22時24分配信

 京都府南丹市八木町の障害者支援施設「あけぼの学園八木寮」で、知的障害がある入所男性が複数の職員から虐待を受けた問題で、運営法人のあけぼの学園(同市園部町)は20日、外部有識者らでつくる検証委員会がまとめた再発防止の提言書を京都府に提出した。
 再発防止策として、虐待防止マニュアルの作成をはじめ、虐待防止委員会に外部有識者を含めることなどを求めた。職員には、外部研修の積極的な受講や問題意識の共有化、個別支援を改善する取り組みの強化などを要請した。利用者の自治会の充実も挙げた。
 奥村泰之理事長は「利用者や家族、地域の人に安心してもらうため、組織が十分機能していくよう努力を続けていく」とし、提言書に基づき対策を進める方針を示した。府南丹保健所の廣畑弘所長は「提言を重く受け止め、利用者の人権擁護や支援に努めてほしい」と述べた。
 検証委は府の改善勧告を受け、同法人が設けた。知的障害者福祉施設協議会や保護者会の役員ら4人で構成した。委員長は北川英幸弁護士。

最終更新:9月20日(火)22時24分

京都新聞