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志村ふくみさん、名誉市民に内定 京都市

京都新聞 9月20日(火)22時27分配信

 京都市は20日、人間国宝で染織家の志村ふくみさん(91)=右京区=を「名誉市民」に内定したと発表した。新たな名誉市民の選定は、京都大iPS細胞研究所の山中伸弥所長以来、3年ぶり。
 志村さんは、近江八幡市出身。1968年から右京区嵯峨野に自宅兼工房を構え、天然染料ならではの風合いや美しさを追求しながら、普段着として使われてきた絹織物「紬(つむぎ)織」の創作に取り組んできた。2015年には、国の文化勲章を受章している。
 門川大作市長は、この日の定例記者会見で「日本で昔から使われてきた着物を芸術の域にまで昇華させた」と功績をたたえた。
 名誉市民の称号は1953年から贈っており、これまでにノーベル物理学賞の湯川秀樹氏や作家の瀬戸内寂聴さんら50人が選ばれている。市議会の同意が得られれば、市が10月15日にロームシアター京都(左京区)で開く自治記念日の式典で志村さんを表彰する予定。

最終更新:9月20日(火)22時27分

京都新聞