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検定中の教科書、ブログに=執筆者の知人が掲載―帝国書院

時事通信 9月20日(火)10時8分配信

 帝国書院(東京)の高校用世界史教科書の執筆者の1人だった東京大准教授の男性が、外部への閲覧が禁じられている検定中の教科書を知人に見せ、知人が表紙の写真をブログに掲載していたことが20日、分かった。

 文部科学省は同社に情報管理を徹底するよう注意した。

 掲載されたのは2011年5月に検定申請した教科書。文科省が今年8月上旬に外部からの指摘で把握し、帝国書院に経緯などの報告を指示。同社は同17日、再発防止策と始末書を提出した。

 帝国書院などによると、准教授は11年8月、高校時代の知人と飲食店で会食し、当時検定中だった教科書を見せた。知人は表紙を撮影し、ブログに写真2枚を掲載。表紙には「マル秘」の印もあった。准教授は掲載を知らず、指摘を受けて知人に削除させた。

 准教授は「中身は見せていないが軽率だった」と反省しているという。帝国書院は「情報管理体制の強化や執筆者への周知徹底を図り、再発防止に努める」としている。 

最終更新:9月20日(火)10時15分

時事通信