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遠藤が幕内自己最速9日目で勝ち越し1敗をキープ

日刊スポーツ 9月20日(火)9時56分配信

<大相撲秋場所>◇9日目◇19日◇東京・両国国技館

 大歓声に後押しされてインタビュールームに向かった。遠藤は「(土俵に)上がる前の歓声は力になるし、勝った後の歓声もやりがいがある。そのために頑張っているのかなと、自分では思います」と声を弾ませた。蒼国来を寄り切り、幕内自己最速の9日目で勝ち越した。相撲人気回復の火付け役となった美しい相撲が、戻ってきた。

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 土俵際で左を差すと、体勢を入れ替えて一気に攻めた。「必死でした。下半身がしっかりしていた」。左膝と右足首の痛みがやっと癒えて、師匠の追手風親方(元前頭大翔山)も「今までで一番いい」という。そんきょや四股など基本動作のほか、場所前に初めて連日20番以上の稽古ができるようになった。「ケガがだいぶ良くなってきたというのはある。しっかりケアして整えて集中できている」。

 12年夏場所の旭天鵬以来の平幕優勝への期待も高まってきた。幕内前半の二所ノ関審判部長(元大関若嶋津)も「空いているなら高安とか、いいかもね」と、今後の成績次第で割(取組表)を崩す可能性も示唆した。遠藤は「15日間やるまでピンと来ない。毎日しっかり、やれることだけをやって、集中してやるだけ」。無心で白星を積み重ねる。【桑原亮】

最終更新:9月20日(火)10時47分

日刊スポーツ