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ト部功也が世界最強 K1ワールドGPで大雅に雪辱

日刊スポーツ 9月20日(火)9時56分配信

<K-1:WGP2016>◇19日◇東京・代々木第2体育館

 「K-1 WGP 2016」が19日、東京・代々木第2体育館で行われ、スーパーフェザー級世界最強決定トーナメントで、前世界王者の卜部功也(26)が優勝した。1回戦でカリム・べノーイ(28=フランス)、準決勝でパウロ・テバウ(26=ブラジル)、決勝で4月の日本代表決定トーナメントの覇者・大雅(20)を破って、世界最強の称号を手にした。

 1日3試合の過酷なトーナメントを制したのは、「アンタッチャブル」の異名を持つ卜部功だった。1回戦でべノーイに大差判定勝ちして、2年前の雪辱を果たすと、準決勝ではテバウを2回58秒にKOで撃破した。決勝の相手は8月に20歳になったばかりの大雅。4月の日本代表決定トーナメント決勝でO-3の判定負けを喫していたが、今回は切れ味鋭いパンチで1回1分31秒、KOで借りを返した。

 「日本トーナメントでの準優勝は、今までで一番くらいにくやしかった」という卜部功。その後は「とにかく練習した。フィジカルトレーニングを徹底的にやり、下半身を強化した」。前回の大雅戦でローキックを出せなかった反省を生かし、今回は「1試合目からしっかりプランも立てた」。「足をつぶさないように、蹴りを無駄打ちしなかった」。そして、決勝のリングには大きな消耗もなく立ち、勝利につなげた。

 この結果、王者の兄・卜部弘嵩との2度目の世界タイトル戦が浮上してきた。しかし、卜部功は「今はファンへの感謝があるだけ。すぐには考えられない」と言葉を選んで話した。一方、前田憲作K-1プロデューサーは「このトーナメント優勝者には挑戦権がある」とし、卜部功を次期世界戦の第1候補に挙げていた。

最終更新:9月20日(火)9時56分

日刊スポーツ