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<台風16号>関東、21日未明に最接近 高知沖を北上中

毎日新聞 9月20日(火)13時4分配信

 強い台風16号は20日午前0時過ぎに鹿児島県大隅半島に上陸した。正午現在、高知県・室戸岬の東北東約40キロ付近を時速約40キロで北東に進んでいる。宮崎県では記録的な大雨になり、延岡市北川町で北川が氾濫し、住宅などが浸水する被害が出た。また鹿児島県南九州市の民家が土砂崩れで全壊し、女性が足に軽傷を負うなど鹿児島、宮崎、福岡、愛媛、高知の5県で5人がけがをした。

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 気象庁によると、中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速35メートル、最大瞬間風速50メートル。中心から90キロ圏内が風速25メートル以上の暴風域になっている。関東地方には21日未明に最も接近し、その後温帯低気圧に変わる見込み。

 宮崎県内では20日午前7時までの24時間に、日向市576.5ミリ▽延岡市444.5ミリ▽宮崎市362ミリ--のいずれも観測史上最大雨量を記録した。1時間雨量も、宮崎市110.5ミリ▽鹿児島県霧島市96ミリ▽高知県黒潮町86ミリ--などで観測史上1位となった。

 宮崎県内では宮崎市など4市町の一部地域3万8104人に避難指示が出た。高知県でも四万十市、土佐清水市などで避難指示が出た。九州電力によると、同日正午現在、鹿児島など3県の12万4100戸が停電している。

 21日正午までの24時間予想雨量は、いずれも多いところで近畿・東海250ミリ▽四国・伊豆諸島200ミリ▽北陸180ミリ▽関東甲信150ミリ--など。

 気象庁によると、今年の台風上陸は6個目。1951年の観測開始以降、2004年の10個に次ぎ、90、93年と並んで史上2番目に多い。

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最終更新:9月20日(火)13時10分

毎日新聞

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