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金沢で公立美術館初の「アートアクアリウム展」 片岡鶴太郎さんとコラボ作も /石川

みんなの経済新聞ネットワーク 9月20日(火)17時54分配信

 金沢21世紀美術館(金沢市広坂)で現在、「アートアクアリウム展~金沢・金魚の蜜」が開催されている。主催は、アートアクアリウム展金沢実行委員会(北陸朝日放送、北國新聞社、サンライズプロモーション北陸ほか)。(金沢経済新聞)

21世紀美術館で開催中の「アートアクアリウム展~金沢・金魚の蜜」

 アートアクアリウムとは、金魚などの観賞魚が泳ぐ水中世界にデザイン・音楽・照明を融合させた現代アート。アクアリウムアーティストの木村英智さんが「観賞魚と呼ばれる魚たちの晴れの舞台を創りたい」と2007年、東京・六本木で展覧会を始めた。以降、毎年新作を発表しながら全国各地やイタリアなどで展開し累計来場者数は約700万人を超えた。

 10周年記念祭は大阪、東京に次ぎ、金沢で北陸初開催。公立美術館での初開催とあり、作品をじっくり鑑賞できる展示内容とした。特別企画として、木村さんの出身高校(東京都立竹台高校)の先輩にあたる画家で俳優の片岡鶴太郎さんによる、びょうぶ絵をプロジェクションマッピングではめ込んだコラボ作品「ビョウブリウムⅡ」が注目を集める。

 江戸の遊郭(ゆうかく)花街の象徴である花魁(おいらん)を表現した作品「花魁<Oiran>」には1000匹の金魚が泳ぎ、襖(ふすま)をモチーフとした幅3.6×高さ1.8メートルの映像系アート作品「リンパリウム」はセンサーで感知する金魚の移動に合わせ花や木々など琳派画が描かれる仕組みを施す。すべての作品をハイレベルな水質調整、生体管理の知識を持つ木村さんが自らデザイン・監修する。

 木村さんは「五感で感じるアートとして活動を始め10年。金沢展は美術館らしく作品に込めたコンセプトやメッセージ、ストーリーをじっくりと鑑賞できるような展示内容とした。より多くの人に足を運んでもらい、地域の活性化にもつなげていければ」と期待を寄せる。

 開催時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。入場料は、大人(高校生以上)=1,200円・こども(中学生以下)=600円。10月14日まで。問い合わせは同実行委員会(TEL 076-269-8826)まで。

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:9月20日(火)17時57分

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